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zoom RSS 【日刊闇株新聞】 やっぱり半沢直樹について  (2013年09月25日)

<<   作成日時 : 2013/09/25 08:14   >>

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やっぱり半沢直樹について
日刊闇株新聞2013年09月25日


やっぱり半沢直樹について


 欠かさずにみていたテレビドラマ「半沢直樹」が終わってしまいました。最終回(9月22日放送分)の視聴率は平均42.2%で、これは平成になってからの歴代のドラマのなかで最高だそうです。

 最終回は25分拡大されていたので、拡大分がそっくりコマーシャルではないかと身構えていたのですが、そうでもありませんでした。

 このような「金融もの」ドラマは少なくないのですが、「小難しく作っている割には実態からかけ離れている」ものが多く、面白いと思ったことはありませんでした。

 ドラマ「半沢直樹」は、銀行の実態よりもはるかに「かっこよく」「勧善懲悪的に」作られていたので、みていて楽しかったのでしょうね。もっと実態に近づけたらドラマにはならなかったはずです。

 またテレビドラマによくある「主役にアイドル系のタレント」を起用しなかったことも成功の理由でしょう。

 でも実際の銀行は絶対に「勧善懲悪」とはなりません。必ず「巨悪」が勝ち残ります。

 ドラマの結末は、悪事を暴露された大和田常務が平取締役に降格されただけで銀行に残り、悪事を暴いた半沢直樹が証券子会社に出向となりました。つまり結末だけが「銀行の実態」に近いので、みていて違和感を覚えた方が多かったはずです。

 一番の巨悪だから一番上(つまり中野渡頭取)に座っているのです。

 さて半沢直樹は証券子会社に出向となり、すなわち出世レースから脱落したと考えられるようです。これは単純に「子会社」であるだけではなく、証券業務は銀行業務の「下にある」と考えられていることになります。

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・発売日:2012年06月
・著者/編集:池井戸潤
・出版社:ダイヤモンド社
・サイズ:単行本
・ページ数:382p
・ISBNコード:9784478020500

【内容情報】
ときは2004年。銀行の系列子会社東京セントラル証券の業績は鳴かず飛ばず。そこにIT企業の雄、電脳雑伎集団社長から、ライバルの東京スパイラルを買収したいと相談を受ける。アドバイザーの座に就けば、巨額の手数料が転がり込んでくるビッグチャンスだ。ところが、そこに親会社である東京中央銀行から理不尽な横槍が入る。責任を問われて窮地に陥った主人公の半沢直樹は、部下の森山雅弘とともに、周囲をアッといわせる秘策に出たー。直木賞作家による、企業を舞台にしたエンタテインメント小説の傑作!

【著者情報】
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1963年岐阜県生まれ。慶應義塾大学卒業。1998年『果つる底なき』で第44回江戸川乱歩賞を受賞。2010年『鉄の骨』で第31回吉川英治文学新人賞を受賞。2011年『下町ロケット』で第145回直木賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

 それがそのまま社会の常識となっています。どちらが優秀なのかの議論ではなく、日本経済にとっては決して「好ましくない」考え方です。

 だからというわけでもないのですが、メガバンクの証券戦略は「迷走」の歴史です。「半沢直樹」のモデルと思われる三菱UFJフィナンシャル・グループの証券戦略を振り返ってみましょう。

 1980年代の後半に、銀行は揃って証券子会社を設立します。当時は銀行本体で行っていた公共債の引き受け・売買業務を切り離して移籍させたのですが、大半の銀行員には「左遷」と受け取られていたようです。

 たぶん当時は三菱ダイヤモンド証券といっていたはずですが、1996年に三菱銀行が東京銀行を実質的に吸収合併したため、東京銀行の証券子会社も吸収して東京三菱証券となります。

 2002年10月に野村證券の系列(子会社ではありません)で当時は業績のよかった国際証券と合併して三菱証券となります。

 そして東京三菱銀行が2006年1月にUFJ銀行(三和銀行と東海銀行の合併行)を実質的に吸収合併したため、三菱証券はUFJつばさ証券(ユニバーサル証券・太平洋証券・第一證券・東和証券の合併会社)と合併して三菱UFJ証券となります。

 さらにリーマンショック直後の2008年10月に、三菱UFJフィナンシャル・グループが米国モルガン・スタンレーの優先株を90億ドル(1兆円以上!)も引き受けたことを受けて、2010年5月に三菱UFJモルガン・スタンレー証券とモルガン・スタンレーMUFG証券の合弁会社2社を設立して現在に至っています。

 ちなみに三菱UFJモルガン・スタンレー証券の方は、2011年4月に1000億円以上の損失が出たと発表したのですが、その詳細は明らかにされませんでした。

 つまり親会社である三菱UFJフィナンシャル・グループの合併や資本参加に合わせているだけで、明確な証券戦略があるとは考えられません。他のメガバンクも似たり寄ったりです。

 ドラマで続編が作られるかは未定のようですが、もし作られても舞台が証券子会社だと「ドラマと実態のギャップがもっと広がって」しまうことになりそうです。

 やはり半沢直樹は銀行員でなければ面白くないような気がします。


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