セ・リーグ 開幕4日延期・・・批判続出  “楽天:星野監督 セに苦言”

楽天:星野監督 セに苦言「停電だけ考えて…次元低い」
http://mainichi.jp/enta/sports/news/20110321spn00m050015000c.html

毎日新聞 2011年3月21日

 楽天・星野監督(64)が被災地に思いやりを欠く理事会の決定に苦言を呈した。セ・リーグは19日の緊急理事会で開幕の延期を決めたが、わずか4日。本当に議論を尽くした結果なのか。これでは闘将も黙っていられない。怒りの矛先はまず、加藤良三コミッショナーに向けられた。

 星野監督「6、7時間もかかって、あんな茶番。俺なら30分で決められるよ。日程のケツを決めるからダメなんだ。5、6試合ダブルヘッダーをやってもいいし、日本シリーズを12月にやってもいい。コミッショナーは芯があっていい人だけど、しっかり決めないといかん」

 セ・リーグの変更が関東地方の停電だけを考慮したものだったことにも、吠えずにはいられなかった。

 星野監督「停電の問題だけ考えて話し合うのは次元が低い。9回で試合打ち切りなんて小さなこと。原発のこともある。被災地に油が届かなくて、福島の人は涙目で語りかけていただろう。有事なのに、平時で物事を考えているからいけない」

 球団フロントが決定権を持っているとはいえ、各球団の監督も発言が少なすぎる。現場の最高責任者として、選手を後押しする必要性も説いた。

 星野監督「セ・リーグの監督は何にも言わんな。巨人の監督は立場的に難しいのかもしれないけど、俺なら野球界のために言うよ。どんどん言ったらいい」

 理事会の決定はプロ野球界を衰退させかねない。しかし、選手がその危機を救っている。星野監督も選手会の考えを全面的に支持している。

 星野監督「背広組は選手に救われているよ。(宮本)慎也も言っていたけど、今は勇気を与えるとかいう次元ではない。選手の意見はまっとう」

 緊急事態になった時、組織の本当の力が試される。被災地やファンを軽視したセ・リーグの決定。被災球団で発言が難しい星野監督も黙っていられなかった。闘将の声が事態を「より良い」方向へ修正するきっかけになればいい。
(スポニチ)


選手の心ないがしろ セ開幕4日延期に“未練”見え隠れ
http://sankei.jp.msn.com/sports/news/110321/bbl11032110160002-n1.htm

産経新聞2011.3.21 10:10

 たったの4日とは二の句がつげない。文部科学省からナイター自粛など節電への協力を求められたセ・リーグが開幕を25日から29日へ延期した。ファンの感情を考え、開幕を25日から4月12日に延期したパ・リーグと足並みを揃えるのかと思いきや、である。4日の延期には国にいわれて渋々という未練が透けてみえる。

 クライマックスシリーズを含む全試合を行うためには、ぎりぎりの線という。4月3日まですべてデーゲームで行い、以降は夜間の試合も行うが、照明の光量などを落とした「減灯ナイター」になる。さらに、レギュラーシーズンでは延長戦を行わず九回で打ち切ることも決まった。

 被災地に目を転じるとガソリンがないため、クルマの代わりに自転車が活躍しているという。ある町では自転車店の主人が、がれきでタイヤを傷つけパンクして次々に持ち込まれる自転車を、黙々と無料で修理していた。店が被害を受け自分も被災者だが、それ以前に「何かしなくては」という気持ちが伝わってきた。

 個人商店から大企業まで、被災地やその周辺では大なり小なり痛手を受けながら忍苦している。そんな中でセ・リーグはソロバン片手に、何はさておき収入第一の感がある。肝心の選手の側に立って事を運んでいるとは到底思えない。「ボールを投げバットを振ってる場合じゃない」とは日本ハム・ダルビッシュの言葉だが、選手たちの心がそんな短期間で癒されるのか。

 そのうえ延長に入らず九回打ち切りという中途半端な形では士気にも影響し、プロ野球の魅力そのものを損ないかねない。試合数を減らしてでも、ちゃんとした形で野球ができるまで待つ懐の深さが欲しかった。
(サンケイスポーツ 今村忠)


プロ野球開幕 理解されぬナイター強行
http://sankei.jp.msn.com/sports/news/110321/bbl11032103270000-n1.htm

産経新聞2011.3.21 03:07

 選抜高校野球大会は予定通り、23日に開幕する。避難所で給水ボランティアを行っていた宮城の東北高校野球部ら被災地の代表校は、被災者の声援を背に甲子園球場に参集した。つらい思いでいる地元の人々を少しでも元気づける活躍を期待したい。

 一方でプロ野球のセ・リーグは開幕を25日から29日に延期した。4月3日までナイターは行わないというが、開幕を4月12日に延期したパ・リーグに比べ、あまりに小幅だ。これでは理解を得られない。再考を求めたい。

 発表によれば、ナイターは巨人がホームに戻ってくる4月5日から始まる。東京ドームのナイター開催日の消費電力量は、一般家庭の約4千世帯分にあたる5万~6万キロワット時になる。巨人と東京ドームは、電光掲示板の自粛などで4割程度の節電が可能としているが、それでも屋外球場の通常ナイターより電力量は大きい。

 東京電力は現行の計画停電の期間を「少なくとも4月いっぱい」と説明している。突然の大規模停電を防ぐため、各企業や家庭が節電に協力している中で、東電管内でのナイターは自粛すべきだ。

 開幕の延期は文部科学省の自粛の求めに応じたものだが、そもそも球界が自身で常識的に判断すべき問題だった。

 日本野球機構(NPB)の加藤良三コミッショナーは「プロ野球選手にとり、この困難な状況で真剣勝負をお見せすることが期待される責務だと考える」と話した。確かに、スポーツが被災者らに勇気を与えることは間違いない。

 欧州で活躍する若い日本人のサッカー選手たちは、いつも以上に試合で駆け回り、ジャージーや国旗に被災者へのメッセージを書き込んで支援を訴えた。

 米国の大リーグではレッドソックスの松坂大輔投手らが球場の前に立ち、連帯と募金を呼びかけた。彼らは、できることを、できる場所でやっている。励まされた人も多いだろう。

だが、今後の被災地の復興とともに電力供給がますます逼迫(ひっぱく)するのは確実だ。大電力を消費する東電管内でのナイター興行は、明らかに復興の妨げとなる。

 労組プロ野球選手会は被災地を思いやり、一貫して開幕の延期を求めてきた。選手が自粛を申し合わせていることも、尊重すべきだろう。

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