外国人と男女集団生活「シェアハウス」で英語は本当に身につくか

外国人と男女集団生活「シェアハウス」で英語は本当に身につくか
http://gendai.net/articles/view/kenko/132768

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日刊ゲンダイ2011年9月21日 掲載

就活対策で住む学生もチラホラ

<都心に800カ所、家賃は割安だが…>

 英語は身に付くし、家賃は安い――そんな理由で「シェアハウス」暮らしをする若者が増えているという。就活対策で住み始める学生もチラホラいるとか。国籍も、育った文化も違う赤の他人と共同生活。そんなに甘いもんか?

 玄関ドアを開けると、足の踏み場もないほどの靴、靴、靴。つま先はテンデンバラバラの方を向いている。平日の昼下がり。リビングのソファでは、金髪の大柄な白人男性が寝転びながら雑誌を眺めている。その横を洗い髪を揺らす日本人女性が通り過ぎる。
 都心の住宅街。パッと見は何の変哲もないファミリー向けの3階建て住宅だが、20~40代の男女16人が共同生活を送る「シェアハウス」だ。個室7部屋、相部屋4室の11LDK。台所や風呂、トイレ、リビングは共有する。居住者の構成は日本人と英米中などからやって来た外国人が半々だ。
 運営するボーダレス・ジャパンの担当者はこう言う。
「異文化交流の場を提供したいというのがコンセプトなので、入居者は日本人と外国人が半々になるよう調整しています。都内で展開する41棟のシェアハウスの利用者は、20代、30代の単身者が中心で、男女比は3対2。個室は半年から1年、相部屋は数カ月の利用が多いですね。ルームメート同士のやりとりは英語が大半なので、会話力は格段に上がりますよ」
 敷金や礼金は不要で、3万円のデポジットのみで入居できる気安さから、ほぼフル稼働状態だという。
 文科省によると、日本人学生の海外留学者数は04年の8万2945人をピークに右肩下がりだ。08年は、前年比11%減の6万6833人。減少幅は過去最大で、98年と同水準に落ち込んだ。若者の内向き志向、就活の早期化や長引く不況が背景にあるという。

 実際、学生の生活はカツカツだ。全国大学生活協同組合連合会によると、親元を離れた学生の仕送り額は4年連続でダウン。10年は7万1310円で、83年と同じレベルなんだとか。
 にもかかわらず、エントリーシートでTOEICスコアを問われ、社会人になってもTOEICの呪縛から逃れられないのだから、マジメな学生ほど“国内留学”でスキルアップを図ろうとするのも無理はない。
「シェアハウスは都心部に800カ所あり、家賃は4~10畳の個室で月4万~10万円ほど。周辺の物件よりは割安です。ただ、不動産業態としての広がりは日が浅いので玉石混交。いい加減な業者もいます。入居者がいる時間帯に現地見学をするのはもちろん、契約内容もキッチリ確認した方がいい」(不動産関係者)
 アパレル業界2年目の鈴木さん(24=仮名)は、学生時代にシェアハウス暮らしを経験した。地方から上京し、両親は学費と家賃の支払いで精いっぱい。留学費用まで甘えるのは気が引けた。ネットで見つけた物件は新宿まで徒歩10分の立地で、相部屋ながら家賃は月5万円。同居人のほとんどが外国人というのも魅力的だった。
 が、いざ住み始めてみると、入居者はフランス人ばかり。本国の手厚い失業保険に甘えて、旅行気分で来日したヤカラが口コミでどんどん集まってきたらしい。
 みんな、英語は苦手だった。日本語学校に籍を置いていても、マジメに通学するのはごく少数。“不登校児”ばっかりだった。
「時間を持て余しているから、酒盛り、パーティーは日常茶飯事。ドンチャン騒ぎするぐらいならかわいいもんですが、うざかったのが女関係が激し過ぎるフランス人。日本人の女の子を取っ換え引っ換え連れ込む。ルームメートが外出中は自室でイチャつくから、まあいいけど、ダメだと風呂場を使うんです。音は響くし、その後にシャワーするのはゲンナリしますよ。夜中に帰ったら、廊下でおっ始めていたこともありました」
 ドラッグのうわさも耳にした。結局、半年ともたずに退去したそうだ。

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