ジョブズ伝記本の日本語翻訳者がブログで告白・・・ ぎりぎり死なない範囲まで疲れるように調整
ジョブズ伝記本の日本語翻訳者がブログで告白「 ぎりぎり死なない範囲まで疲れるように調整」
NEWSポストセブン2011.10.25 16:38
http://www.news-postseven.com/archives/20111025_67147.html?IMAGE&PAGE=1
【ジョブズ伝記本の日本語翻訳者がブログで告白 / ぎりぎり死なない範囲まで疲れるように調整】
.
アップル社の創設者でありiPhoneの生みの親でもあるスティーブ・ジョブズ氏。彼は2011年10月5日、くしくも新製品『iPhone4S』発表の翌日にこの世を去りました。
彼の死を受けて、オフィシャル伝記本『スティーブ・ジョブズ』日本語訳版(IとIIの2冊で合計3990円/講談社)が、当初の発売日よりひと足早く緊急発売されました。
その日本語訳を行った井口耕二氏が、自身のブログで伝記本『スティーブ・ジョブズ』の翻訳作業について裏話を語っています。どうやら、かなり大変な作業だったようです。
井口氏のブログには「スティーブジョブズI・IIの翻訳について」というタイトルの記事が数本に分けられて掲載されており、そこには翻訳した人にしかわからない作業計画と苦労が書かれています。
それによると、かなり時間が無いなかで翻訳を進めたようです。しかも分担作業で翻訳したのではなく、すべてひとりで翻訳を進めたのだとか。その方が井口氏にとってスピーディーに翻訳を進められるそうなのですが、先述の通り今回はちょっと勝手が違います。
ブログには「ぎりぎり死なない範囲まで疲れるように調整するのを「体調管理」って言うのもちょっとなんだったりはしますが、でも、実態としてそういう形で進めたわけです」(原文ママ)とも書かれていて、どれだけ大変だったのか、その状況が伝わってきます。
また、もともと無茶な案件だったとも書かれており、「今回の案件は、基本的に無理です。分量と期間を見比べてふつうに考えれば無理という結論しかでてきません。ふつうなら翻訳だけで8カ月から9カ月はくださいと言いたい分量なのですから」(原文ママ)と、井口氏は語っています。7月から作業を開始して10月に出したわけですから、驚きですよね。
井口氏のブログ読んでいると、非常にわかりやすく翻訳という仕事がどんなものなのか伝わってきます。特に伝記本『スティーブ・ジョブズ』は注目されている書籍ですから、その翻訳作業がどんなものだったのか、気になる人も多いことでしょう。そんな方は井口氏のブログ読んでみてはいかがでしょうか?
伝記本『スティーブ・ジョブズ』の日本語訳版が高額すぎると一部で物議を醸していますが、翻訳の苦労を考えると、その考えも少しだけ変わるかもしれません(北米では1370円なのでそれでも高すぎる! という人はいると思いますが)。
(文=乎古止点、写真=Pouch編集部)
参照元: Buckeye the Translator / スティーブジョブズI・IIの翻訳について
http://buckeye.way-nifty.com/translator/2011/10/1-9623.html
NEWSポストセブン2011.10.25 16:38
http://www.news-postseven.com/archives/20111025_67147.html?IMAGE&PAGE=1
【ジョブズ伝記本の日本語翻訳者がブログで告白 / ぎりぎり死なない範囲まで疲れるように調整】
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アップル社の創設者でありiPhoneの生みの親でもあるスティーブ・ジョブズ氏。彼は2011年10月5日、くしくも新製品『iPhone4S』発表の翌日にこの世を去りました。
彼の死を受けて、オフィシャル伝記本『スティーブ・ジョブズ』日本語訳版(IとIIの2冊で合計3990円/講談社)が、当初の発売日よりひと足早く緊急発売されました。
スティーブ・ジョブズ II (2) (単行本・ムック) / ウォルター・アイザクソン / 井口耕二 / スティーブ・ジョブズ
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その日本語訳を行った井口耕二氏が、自身のブログで伝記本『スティーブ・ジョブズ』の翻訳作業について裏話を語っています。どうやら、かなり大変な作業だったようです。
井口氏のブログには「スティーブジョブズI・IIの翻訳について」というタイトルの記事が数本に分けられて掲載されており、そこには翻訳した人にしかわからない作業計画と苦労が書かれています。
それによると、かなり時間が無いなかで翻訳を進めたようです。しかも分担作業で翻訳したのではなく、すべてひとりで翻訳を進めたのだとか。その方が井口氏にとってスピーディーに翻訳を進められるそうなのですが、先述の通り今回はちょっと勝手が違います。
ブログには「ぎりぎり死なない範囲まで疲れるように調整するのを「体調管理」って言うのもちょっとなんだったりはしますが、でも、実態としてそういう形で進めたわけです」(原文ママ)とも書かれていて、どれだけ大変だったのか、その状況が伝わってきます。
また、もともと無茶な案件だったとも書かれており、「今回の案件は、基本的に無理です。分量と期間を見比べてふつうに考えれば無理という結論しかでてきません。ふつうなら翻訳だけで8カ月から9カ月はくださいと言いたい分量なのですから」(原文ママ)と、井口氏は語っています。7月から作業を開始して10月に出したわけですから、驚きですよね。
井口氏のブログ読んでいると、非常にわかりやすく翻訳という仕事がどんなものなのか伝わってきます。特に伝記本『スティーブ・ジョブズ』は注目されている書籍ですから、その翻訳作業がどんなものだったのか、気になる人も多いことでしょう。そんな方は井口氏のブログ読んでみてはいかがでしょうか?
伝記本『スティーブ・ジョブズ』の日本語訳版が高額すぎると一部で物議を醸していますが、翻訳の苦労を考えると、その考えも少しだけ変わるかもしれません(北米では1370円なのでそれでも高すぎる! という人はいると思いますが)。
(文=乎古止点、写真=Pouch編集部)
参照元: Buckeye the Translator / スティーブジョブズI・IIの翻訳について
http://buckeye.way-nifty.com/translator/2011/10/1-9623.html
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