溝口敦氏は「原監督が元暴力団員に1億円報道」をどう読んだか?…“怪しい交際”は氷山の一角

溝口敦氏は「原監督が元暴力団員に1億円報道」をどう読んだか?
【政治・経済】
日刊ゲンダイ2012年6月21日 掲載


“怪しい交際”は氷山の一角

 巨人の原辰徳監督が女性問題に絡み、元暴力団員に1億円を払ったと21日発売の「週刊文春」が報じている。
 球団側は「相手はプロ野球関係者を名乗り、元組員とは知らなかった」と釈明しているが、2年前の相撲界に続く、怪しい交際報道に、「原よ、おまえもか」と思ったファンも多いだろう。
 今回の報道をノンフィクション作家の溝口敦氏はどう読んだのか。
 「世間は、原監督がえたいの知れない人物に1億円を払ったことに驚いていますが、私はそんなに驚かなかった。スポーツ選手や力士、芸能人とヤクザは浮草稼業という意味で、同根みたいなところがある。それだけに、仲良くなりやすいのです」
 相手をどんなふうに認識していたにせよ、1億円をサッと用立てして支払う感覚。サラリーマンには考えられないが、スポーツ選手は平気だ。マトモじゃない金銭感覚が、彼らの共通項でもある。
 「スポーツ選手は安定した公務員やサラリーマンとは違い、ケガでもしたら終わり。そんな中、腕一本でのし上がる。安定ではなく刹那的で、幼少期からそういう環境で勝負をする中から、才能ある人がプロになる。原監督が1億円もの大金を渡した相手も、フツーのサラリーマンではないという意味では、似た者同士です。だから脅されたというより、仲間意識で、安心して渡したのでしょう」
 昨年10月から全国的に暴力団排除条例が施行され、球団やスポーツ団体は選手の指導に力を入れているが、選手と暴力団というか、ヤサグレ者は結構、同級生だったり、地元の仲間だったりする。親戚がその筋という選手もいる。
 「原監督の問題は、まさに氷山の一角です。同じプロ野球や他のスポーツ界で、似たような大金の受け渡しがあっても、少しも驚かないし、今後も発覚するでしょう」
 根が深い問題だ。 .

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