デジカメ全盛にあらがう、富士フイルムが「チェキ」新モデル instax mini 8

デジカメ全盛にあらがう、富士フイルムが「チェキ」新モデル
東洋経済新報社- 12/09/12 | 19:03



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 カメラのデジタル化に押され、全盛期だった1997年のたった4%程度にまで縮んでしまった写真フィルム市場。しかし、その波を押し返して販売台数を伸ばしているフィルムカメラがある。撮ったその場でカードサイズのプリントができる、富士フイルムのインスタントカメラ「チェキ」シリーズだ。

 世界で一枚だけの味のある写真が、その場でプリントできる特長を武器に、結婚式などイベント用に根強い人気を誇る。販売台数は2009年度の49万台から右肩上がり。近年は特に中国や韓国など海外で需要が広がっている。

 富士フイルムは12年度に前年度比26%増となる160万台の販売を見込む。この強気の計画を実現するためのキラーモデルが登場する。9月12日に発表、11月9日に発売する「チェキ」シリーズの新モデル「instax mini 8」である。

 新製品は現行モデル「instax mini 7S」と比べて本体を約10%小型化。ホワイト、ブラック、ピンク、ブルー、イエローの5色のボディカラーを展開。本体販売価格はオープンだが実勢は8000円程度と想定され、海外を中心に年間120万台の販売台数を見込んでいる。

 新製品のコアターゲットはフィルムカメラを直接体験していない10代~20代の女性だ。原宿系ファッションモデルを起用したパッケージや、明るくソフトな雰囲気の「ハイキー」な写真が撮れる機能を搭載するなど、ターゲット層に共通する「カワイイ!」という概念を訴求した。商品化責任者であるイメージング事業部担当部長の坂田憲彦氏は、カメラ本体のデザインも含めて「世界で一番カワイイカメラになった」と胸をはる。

 12日の記者会見に登壇したチェキユーザーのフォトグラファー米原康正氏(=写真左=)は、「写真を撮る楽しみだけでなく、その場でプリントされる写真を交換してコミュニケーションが広がるなど、撮った後の楽しみがある」と、チェキの魅力を語った。

 デジタル世代の若い女性層を新しいユーザーとして取り込めるか。デジタル化にあらがうフィルムカメラの新たな挑戦となる。

(島 大輔 =東洋経済オンライン)


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