高須基仁の人たらしの極意…中森明菜に“砂糖菓子”の魅力…48歳の逆襲を!

【人たらしの極意】中森明菜に“砂糖菓子”の魅力…48歳の逆襲を!
ZAKZAK2012.10.10

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いまどうしているのか。私は明菜の逆襲に期待する

 歌手、中森明菜が「♪まっさかさまに堕ちてdesire」と、名曲「DESIRE-情熱-」を歌ったのは1986年のことだった。まだハタチそこそこなのに妙に成熟した女の香りを醸し出していた。

 デビュー曲「少女A」では、あどけなさを残しながら、無表情に歌い切る顔つき、肢体そして危ない歌詞のパラドックスに大人の男たちは胸を高鳴らしたものだった。

 その後、近藤真彦との恋愛沙汰のあげく虚実ないまぜの風評が立っても、世の男たちは明菜の“矛盾”を愛し続けた。

 平成の世になると歌姫と礼賛された。たとえヒット曲に恵まれなくても連続ドラマ「素顔のままで」「冷たい月」での熱演は拍手で迎えられた。

 99年の「ボーダー 犯罪心理捜査ファイル」では収録中の事故や体調不良で放送回数が減り、スキャンダルめいた噂もあったが、ファンの加勢は衰えなかった。

 2000年前後はヘアヌード写真集が全盛。大人の色香を漂わせはじめた明菜と私は幾度も接触を試みた。しかし、ガードは固く直接のコンタクトは夢のまた夢…。

 それでも当時「毛の商人」とか「脱がせ屋」とか呼ばれ男の期待を一身に背負っていた私は、いつしか巨大なコンクリートのダムの様な厚い守りを突破し、接触をした。 

 明菜は西麻布の小洒落た居酒屋で言った。

 「高須社長、怪しげな話はどうでもいいから飲みましょうよ」

 煙にまかれ、いつしか私が先に酔いつぶれた。そして、置き去りにされた。

 秋恒例のディナーショーは一昨年にキャンセルされて以来、途絶えている。明菜の魅力は、「薄氷を踏む女」、言い換えれば、「タイトロープの女」でもある。

 危うく壊れやすくピリピリとした緊張感が常に彼女のまわりには漂う。ガラス細工というより砂糖菓子の様な存在だ。

 触れば崩れる…。

 舐めれば溶ける…。

 落とせば割れる…。

 踏めば壊れる…。

 熱すれば跡形ない…。

 それでも、たった数分間の曲の中に全ての人生を歌い切る能力がある。

 誰も書かないのであえて書く。この、天才歌姫を破壊したのは、いったい誰なんだ?

 デビュー30周年の今年47歳になった。

 かつて石川達三の『四十八歳の抵抗』という小説がベストセラーになったことがある。心に潜む後悔と不安を拭えない中年男の物語だが、明菜も今年は無理としても48歳の逆襲を私は待望する。

 蟻のような男たちは甘い砂糖水があれば、必ず群がる。今、世間で必要なのは血糖値を上げる壊れた砂糖菓子なのだ! (出版プロデューサー)

 ■高須基仁の“百花繚乱”独り言HP=「高須基仁」で検索

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