原監督 次の夢は大臣か…松井が後釜了承すれば (日刊ゲンダイ2013年4月3日)

原監督 次の夢は大臣か
【野球】
日刊ゲンダイ2013年4月3日 掲載



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松井が後釜了承すれば

<落合、桑田アレルギー>

 日本一監督の次は――。巨人の長嶋茂雄・終身名誉監督(77)と元4番の松井秀喜氏(38)のダブル国民栄誉賞。これで「ポスト原」は松井氏に決まったも同然。原辰徳監督(54)も、自分の後釜にと推薦している。

 自身は昨年の不倫1億円スキャンダルで球団のイメージを著しく損ねた。昨年、日本一になった際、白石オーナーが「(これで)すべて免責されるわけではない」と指摘したのも当然だろう。原監督は09年にWBCで世界一となり、浪人した甥っ子の菅野も開幕ローテに入った。今年は計10年目のシーズンで、2年契約が切れる年でもある。近しい関係者がこう言う。

「渡辺会長が昨年、『渡辺さんが辞めろと言ったら、いつでも辞めます』と原監督が言ったと明かしたように、腹はくくっている。今年のオフは連続日本一を花道に勇退すると思う。ただし、次期監督候補に名前が挙がったことのある巨人OBの落合、桑田両氏には強いアレルギーがある。後任はクセのない松井にやってもらいたいのです」

 問題はその後だ。原監督は最近、不可解な動きを見せている。開幕直前の3月23日、安倍首相、甘利経済再生担当相、松下国土交通政務官らと都内で会食をした。
「NHKの国会中継観賞が趣味」と言う原監督は、選挙のたびに「棄権は権利の放棄。投票は社会人の義務」と呼びかけ、選手に煙たがられている。試合前に球界OBに政治談議を持ちかけ、熱っぽく語ることも多い。球界ではとりわけ政治に関心の高い監督だ。

 そんな原監督を自民党が狙っているという。今国会では、インターネットを使った選挙運動を夏の参院選から解禁する公職選挙法改正案を成立させる。ホームページやブログの更新のほか、ツイッターやフェイスブックなどで政党・候補者への投票依頼や支援を呼びかけたり、演説会告知ができるようになりそうなのだ。

「そうなれば、候補者によっては主婦層や若者などの浮動票を大量に取り込める。1億円問題があったとはいえ、老若男女、とりわけ女性に人気がある原監督がその気になれば、いつでも自民党はバックアップするはずです。野球界でやり残したことがない原監督だって、政界進出の話が舞い込めば、『冗談はやめてくれ』などとは言わないでしょう。先日の会食で、そんな話が出たかもしれません」(政界関係者)

 数年後、選挙運動でノドをからす原候補が見られるかもしれない。

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