【安倍晋三の幼稚な八つ当たり】 「田中均氏、外交語る資格なし」 首相、FBで痛烈批判 (朝日新聞)
「田中均氏、外交語る資格なし」 首相、FBで痛烈批判
朝日新聞2013年6月13日
http://www.asahi.com/politics/update/0612/TKY201306120402.html?ref=com_rnavi_arank
安倍晋三首相が12日、自身のフェイスブック(FB)で、北朝鮮と日本人拉致問題をめぐる交渉にあたった田中均・元外務省アジア大洋州局長を批判した。田中氏が同日付の毎日新聞のインタビューで「右傾化が進んでいると思われ出している」などと安倍政権の姿勢に懸念を示したことに反論した格好だ。
首相はFBで、2002年に北朝鮮から一時帰国した拉致被害者5人の扱いを政権内で議論したとき、田中氏が「送り返すべきだと強く主張した」と指摘。官房副長官だった首相が小泉純一郎首相(当時)の了解を得て日本国内にとどめたと説明した。
首相は「(田中氏の)判断が通っていたら、被害者や子供たちはいまだに北朝鮮に閉じ込められていた」と強調。「外交官として決定的判断ミス。そもそも彼は交渉記録を一部残していない。彼に外交を語る資格はない」と、田中氏を痛烈に批判した。
朝日新聞2013年6月13日
http://www.asahi.com/politics/update/0612/TKY201306120402.html?ref=com_rnavi_arank
安倍晋三首相が12日、自身のフェイスブック(FB)で、北朝鮮と日本人拉致問題をめぐる交渉にあたった田中均・元外務省アジア大洋州局長を批判した。田中氏が同日付の毎日新聞のインタビューで「右傾化が進んでいると思われ出している」などと安倍政権の姿勢に懸念を示したことに反論した格好だ。
首相はFBで、2002年に北朝鮮から一時帰国した拉致被害者5人の扱いを政権内で議論したとき、田中氏が「送り返すべきだと強く主張した」と指摘。官房副長官だった首相が小泉純一郎首相(当時)の了解を得て日本国内にとどめたと説明した。
首相は「(田中氏の)判断が通っていたら、被害者や子供たちはいまだに北朝鮮に閉じ込められていた」と強調。「外交官として決定的判断ミス。そもそも彼は交渉記録を一部残していない。彼に外交を語る資格はない」と、田中氏を痛烈に批判した。
安倍晋三 FACEBOOK
https://www.facebook.com/hiroo.kambe.1#!/abeshinzo?fref=ts
毎日新聞のコラムで元外務省の田中均氏が、安倍政権の外交政策について語っています。
このインタビューを読んで、私は11年前の官房副長官室での出来事を思い出しました。
拉致被害者5人を北朝鮮の要求通り返すのかどうか。
彼は被害者の皆さんの「日本に残って子供たちを待つ」との考えを覆してでも北朝鮮の要求通り北朝鮮に送り返すべきだと強く主張しました。
私は職を賭してでも「日本に残すべきだ」と判断し、小泉総理の了解をとり5人の被害者は日本に留まりました。
予想通りその判断は毎日新聞や一部マスコミからも批判的に報道されました。
しかし、その後 田中均局長を通し伝えられた北朝鮮の主張の多くがデタラメであった事が拉致被害者の証言等を通じ明らかになりました。
あの時田中均局長の判断が通っていたら5人の被害者や子供たちはいまだに北朝鮮に閉じ込められていた事でしょう。
外交官として決定的判断ミスと言えるでしょう。それ以前の問題かもしれません。
そもそも彼は交渉記録を一部残していません。彼に外交を語る資格はありません。
保守主義と歴史認識:/1
右傾化、日本攻撃の口実に 田中均氏に聞く
毎日新聞 2013年06月12日 東京朝刊
http://mainichi.jp/select/news/20130612ddm005010116000c.html
インタビューに答える国際戦略研究所の田中均理事長=東京都港区赤坂で2013年6月6日、西本勝撮影
拡大写真 ◇田中均(ひとし)氏
−−諸外国で日本の右傾化に懸念が強まっていると聞きます。
◆外国での国際会議などで、日本が極端な右傾化をしているという声が聞こえる。一方、安倍政権ができ、アベノミクス効果などで日本も政治の停滞を抜け出すのではないかという期待の声もある。しかし、安倍晋三首相の侵略の定義や河野談話、村山談話をそのまま承継するわけではないという発言や、麻生太郎副総理らの靖国参拝、日本維新の会の橋下徹共同代表の従軍慰安婦についての発言などで、いわゆる右傾化が進んでいると思われ出している。
−−日本の右傾化を諸外国が利用している面もあるのでは。
◆中国との尖閣問題、韓国との竹島問題などで、日中、日韓関係が厳しい状況にある中、中韓に日本を攻撃する口実を与えてしまっているという面はあるのだろう。この機会に日本をたたけと。
−−米国はどうですか?
◆米国は中東からアジアへの関心の「リバランス(再均衡)」政策を図っている。中国を大事にする、しないではなく、東アジアを安定的な地域にしないと、米国の経済的、政治的利益が担保できないから、中国と向き合うことが必要だと。しかし、日本が中韓との関係で孤立しているように映っている。それは米国の国益にもそぐわないという認識が強い。中国と建設的に向き合うためにも日本の協力が必要だが、日中が角を突き合わせている状況は具合が悪いとの認識がある。
−−安倍首相は批判が出るとブレーキはかけますね。
◆侵略の定義とか、村山談話、河野談話、憲法96条の改正などで現実的な道をとろうとしていると思う。しかし、あまりそれを繰り返すと、根っこはそういう思いを持っている人だということが定着してしまう。参院選までは抑えるけど、それ以降はまた出てくるのではないかとの印象を生んでいる。それが日本の国益のためにいいかと。
−−飯島勲内閣官房参与が訪朝しました。米韓への事前の説明が不十分だったと指摘されています。
◆私が北朝鮮と交渉した時もそうだが、日本の課題があるから、すべてを他の国に相談してやっていくということではない。拉致問題は極めて重要で、日本が自ら交渉し解決していかなければならない。だが、核、ミサイルの問題は日本だけでは解決できず、関係国との関係を損なわないようにうまくやっていかなければならない。小泉純一郎元首相が常に言っていたように、拉致と核、ミサイルを包括的に解決するのが日本の政策なのだと思う。飯島さんの訪朝がスタンドプレーだとは言わないが、そう見られてはいけない。
−−最近の日本外交は二言目には、中国をけん制するというのが出てきます。
◆ロシアやインド、東南アジアとのパートナーシップを強化すること自体は正しい。だが、それを価値観外交と言えば、中国を疎外する概念になる。価値観外交と掛け声をかけることが正しいとは思わない。中国が将来覇権をとるようなことがないように共にけん制しようというのは、静かにやること。声を大にして「けん制しますよ」というのは外交じゃない。政治家は勇気を持って日中関係はいかに大事かを語らないといけない。
−−課題山積です。
◆日本が自己中心的な、偏狭なナショナリズムによって動く国だというレッテルを貼られかねない状況が出てきている。日本の再生は可能だと思うし、政治の力でそれを実現してほしい。日本に国際社会からこれだけ注目が集まることは、1年前は良くも悪くもなかった。それを無にしないことが大切でしょう。【聞き手・高塚保】
◇
安倍政権発足後、日本の保守化、右傾化に国内外で警戒感が強まっている。安倍政権はどこに向かおうとしているのか、そして、それは国益に合致しているのか。政治家、有識者に聞いた。=つづく
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■人物略歴
1969年、外務省入省。アジア大洋州局長、外務審議官を歴任。2002年の小泉訪朝に尽力した。現在は日本総合研究所国際戦略研究所理事長。



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