東電原発の内部告発連発 作業員「ハッピー」官僚「若杉」ら

東電原発の内部告発連発 作業員「ハッピー」官僚「若杉」ら
NEWSポストセブン2013.11.11 16:00>

http://www.news-postseven.com/archives/20131111_226052.html

 東京電力福島第一原発で事故収束に携わっている現場作業員「ハッピー」さんが本を出した。題して『福島第一原発収束作業日記~3.11からの700日間』(河出書房新社刊)。本の帯で津田大介さんが「どんな報道関係者にも真似できないルポルタージュであり、新世代の労働者文学でもある」と書いている。

『福島第一原発収束作業日記~3.11からの700日間』ハッピー著(河出書房新社 1,680円)


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3・11からの700日間 ハッピー 河出書房新社発行年月:2013年10月 予約締切日:2013年1


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・発売日:2013年10月
・著者/編集:ハッピー
・出版社:河出書房新社
・サイズ:単行本
・ページ数:254p
・ISBNコード:9784309246369

【内容情報】
あの時、何が起きていたのか?今、何が起きているのか?現場作業員による3・11からの「生」の手記。

【目次】
プロローグ 爆発ー死を覚悟した4日間 2011年3月11日~15日
第1章 待機ーがんばろう日本! 2011年3月
第2章 死闘ー汚染水がピンチ 2011年4月~7月
第3章 乖離ー現実より「工程表」 2011年8月~11月
第4章 神話ー「収束」なんてしていない 2011年12月~2012年3月
第5章 限界ー仮設システムが悲鳴 2012年4月~9月
第6章 危機ー再び汚染水がっ! 2012年10月~2013年3月
エピローグ 希望ーオイラの願い

【著者情報】
ハッピー
20年近くのキャリアを持つ原発作業員。福島第一原発で作業中に東日本大震災に遭い、事故発生当初から現在まで断続的に収束作業に従事する。現場の正確な情報を伝え、日々の収束作業の中で感じたことをストレートに綴るツイートが多くの人の支持を集め、ツイッターのフォロワーは現在7万人を超える。

 一読して、まったくその通りだと思った。一言付け加えれば、これは現場作業員が見た「生の事故報告書」でもある。まるで原発からの「モクモク」(放射能を含んだ霧と煙)が見えるようだ。

 ハッピーさんといえば、事故直後からツイッターで原発内部の様子を報告してきた。記者たちが近寄れない中で、そのつぶやきは、ときに「特ダネ」にもなった。

 たとえば、2011年12月17日付では汚染水処理や循環冷却のホースに植物のチガヤが穴を開けてしまい、汚染水が漏れている事実をいち早く紹介している。

 いま大問題になっている汚染水についても、こうだ。政府が2011年4月に事故収束の工程表を出したとき「現場でオイラたちは『何だこの工程表? どっから出てきてるんだ? こんなの出来るわけねえべ!』って話してた」。

 その結果、同年5月28日には「トレンチから溢れるまで達するのは確実。東電はトレンチ上部をコンクリートで塞ぐらしいけど、他の弱い場所に圧力がかかり、また海に流れるんじゃないかなぁ?」と警告を発していたのだ。現状をこうみる。

「トラブルの多くは十分、予測出来たことなんだ。予算削減、設計簡素化、工期短縮、行き当たりばったりの対応・対策のツケが今になって露呈してきてる感じなんだよね」

 では、どうすれば良いか。

「やっぱ1F(第一原発)の収束作業は東電から切り離して、コスト度外視で新たな組織でやるしかないと思う」
「今のままじゃ40年後の廃炉とか絶対に不可能だよ」

 原発関連では、ある高級官僚も「若杉冽」というペンネームで『原発ホワイトアウト』(講談社刊)という小説を出している。政府の原発政策が嘘と秘密に覆われていて「このままでは、また事故が起きる」という内容だ。

「原発ホワイトアウト」若杉冽著(講談社 1,680円)


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キャリア官僚による、リアル告発ノベル! 『三本の矢』を超える問題作、現る!!

 再稼働が着々と進む原発……しかし日本の原発には、国民が知らされていない致命的な欠陥があった!
 この事実を知らせようと動き始めた著者に迫り来る、尾行、嫌がらせ、脅迫……包囲網をかいくぐって国民に原発の危険性を知らせるには、ノンフィクション・ノベルを書くしかなかった!

序 章 70メートル送電塔
第1章  選挙の裏側
第2章  記者会見
第3章  官邸前デモ
第4章  落選議員のカネ
第5章  再稼働の必然
第6章  記者失格
第7章  知事が嵌まった罠
第8章  商工族のドン
第9章  盗聴
第10章  暴走する新聞
第11章  検事総長と総理の密会
第12章 大スクープ
第13章  御用記者の群れ
第14章  官のためのエネルギー計画
第15章  デモ潰し
第16章  知事逮捕
第17章 再稼働の日
第18章 国家公務員法違反
終 章 原発ホワイトアウト


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若杉冽 講談社発行年月:2013年09月 ページ数:319p サイズ:単行本 ISBN:978406


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・発売日:2013年09月
・著者/編集:若杉冽
・出版社:講談社
・サイズ:単行本
・ページ数:319p
・ISBNコード:9784062186179

【内容情報】
日本を貪り食らうモンスター・システム。現役キャリア官僚のリアル告発ノベル。

【著者情報】
若杉冽(ワカスギレツ)
東京大学法学部卒業。国家公務員1種試験合格。現在、霞が関の省庁に勤務

「ハッピー」さんや「若杉」さんの訴えは「東電と政府のデタラメに黙っていられない」という現場からの内部告発である。1Fと霞が関という遠く離れた現場から、期せずして同じ声が上がったのは、事故対応の深まる矛盾を物語っている。

 この声を政府や東電はどう受け止めるか。それとも聞く耳を持っていないのか。

文■長谷川幸洋:東京新聞・中日新聞論説副主幹。1953年生まれ。ジョンズ・ホプキンス大学大学院卒。政府の規制改革会議委員。近著に『政府はこうして国民を騙す』(講談社)

※週刊ポスト2013年11月22日号


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