東北の悲願 楽天が初の日本一  (NHK2013年11月3日 22時23分)

東北の悲願 楽天が初の日本一
NHK2013年11月3日 22時23分

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131103/k10015779461000.html

東北の悲願 楽天が初の日本一


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プロ野球の日本シリーズ第7戦は、楽天が3対0で巨人に勝って球団創設9年目で初めての日本一に輝きました。

両チーム3勝ずつで迎えた第7戦は3日夜、楽天の本拠地、仙台市のクリネックススタジアム宮城で行われました。
楽天は、1回に先制すると2回にも1点を加えて巨人の先発、杉内投手をマウンドから降ろしました。
4回には、9番の牧田選手が巨人の2人目、澤村投手からホームランを打ってリードを3点に広げました。
楽天の先発、3年目の美馬投手は、緩急をうまく使った投球で無失点に抑えると、7回からはルーキーの則本投手が登板し、2イニングを抑えました。
そして9回、2日の第6戦で160球を投げて負け投手となったエースの田中将大投手が抑えのマウンドに上がると、楽天ファンで埋まった球場の雰囲気は最高潮に達しました。
田中投手はランナーは出しましたが、最後のバッターを空振り三振にとって楽天が3対0で勝ち、満員の本拠地のファンの前で星野仙一監督が胴上げされました。
楽天は球団創設9年目で初めての日本一です。
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楽天・日本一までの歩み

楽天は、東北に本拠地を置く唯一のプロ野球チームで、平成16年の近鉄とオリックスの合併に伴う球界再編問題をきっかけに設立され、その年の11月に50年ぶりとなる新規参入が承認されました。
ヤクルトを3回の日本一に導いた名将、野村監督がチームの礎を築き、球団創設5年目の平成21年には2位で初めてのクライマックスシリーズ進出を果たしました。
星野監督になって3年目の今シーズンは、課題となっていた長打力を補うため外国人選手の大型補強を行い、大リーグで活躍したジョーンズ選手とマギー選手の2人の右の強打者を獲得しました。
開幕当初は出遅れましたが、交流戦を15勝9敗と大きく勝ち越し、7月4日に首位に立って、球団創設以来、初めて前半戦を首位で折り返しました。
7月から8月にかけては球団記録に並ぶ7連勝で2位との差を広げ、その後も首位の座を1回も明け渡さずに、9月26日、球団創設9年目で初めてのリーグ優勝を果たしました。
田中投手は開幕から無敗のまま勝ち続けてシーズンの連勝のプロ野球記録を「24」まで伸ばし、「負けないエース」と呼ばれました。
クライマックスシリーズのファイナルステージでは3位のロッテに対し、初戦で田中投手が完封勝ちして勢いに乗り、第4戦ではその田中投手がリーグ優勝を決めた試合に続いて9回に抑えで登板して勝利し、優勝のアドバンテージ1勝を含む4勝1敗で日本シリーズ進出を決めました。
初めて臨んだ日本シリーズでは、セ・リーグ覇者の巨人と対戦し、東京ドームに舞台を移した第3戦から打線がつながって、キャプテンの松井選手やシーズンで首位打者争いにも加わった岩手県出身の銀次選手などが活躍し、対戦成績を3勝2敗として本拠地の仙台に戻りました。
第6戦は田中投手が4失点して落としましたが、3日の第7戦ではリードした9回にその田中投手がリリーフで登板して無失点で締めくくって3対0で勝ちました。
楽天は球団創設9年目で日本シリーズを制覇し、被災地・東北に初めて日本一の栄冠をもたらしました。

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