「幻影の明治 名もなき人びとの肖像」渡辺京二著(平凡社 2376円)

「幻影の明治」渡辺京二著(平凡社 2376円)
日刊ゲンダイ2014年4月5日 掲載



画像


■風太郎作品で読み解く明治の変革期


幻影の明治: 名もなき人びとの肖像
平凡社
渡辺 京二

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by 幻影の明治: 名もなき人びとの肖像 の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル



幻影の明治 [ 渡辺京二 ]
楽天ブックス
名もなき人びとの肖像 渡辺京二 平凡社発行年月:2014年03月 ページ数:213p サイズ:単行本


楽天市場 by 幻影の明治 [ 渡辺京二 ] の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル


 副題は「名もなき人びとの肖像」。明治の変革期を生き抜いた人々に光をあて、日本の転換点を描き出す評論集。

 冒頭の「山田風太郎の明治」の章では、何げなく手にしたが、その面白さから全巻を読了したという風太郎の明治開化期シリーズを読み解く。その面白さの秘密のひとつは「歴史上の著名な人物が物語の架空の仕組みの中で、虚構の人物たちと交わりあって動く」ことにあるという。樋口一葉を主人公にした「からゆき草紙」など一連の作品を読み進めながら、事実と虚構を巧妙に紡ぎ、時に当時の政治の深淵など明治新社会をリアルに描き出した風太郎の物語の根底にある批評性などを考察する。


ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック