「人類は乱交で進化」 世界で話題“学術本”のスゴイ中身  「性の進化論」(作品社)

「人類は乱交で進化」 世界で話題“学術本”のスゴイ中身
日刊ゲンダイ2014年7月25日

http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/lifex/152093


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「性の進化論」(作品社)

『性の進化論 女性のオルガスムは、なぜ霊長類にだけ発達したか?』クリストファー・ライアン, カシルダ・ジェタ著(作品社 3,888円税込)


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性の進化論――女性のオルガスムは、なぜ霊長類にだけ発達したか?
作品社
クリストファー・ライアン

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性の進化論 [ クリストファー・ライアン ]
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女性のオルガスムは、なぜ霊長類にだけ発達したか? クリストファー・ライアン カシルダ・ジェタ 作品社


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・発売日:2014年07月
・著者/編集:クリストファー・ライアン, カシルダ・ジェタ
・出版社:作品社
・サイズ:単行本
・ページ数:511p
・ISBNコード:9784861824951

【内容情報】
パンツを穿いた“好色なサル”は、20万年にわたって、どのような“性生活”を送ってきたか?今後、人類のSexはどう進化するのか?本書は、進化生物学・心理学、人類学などの専門分野の知見をもとに、人類20万年史における性の進化をたどり、現在の私たちの性と欲望のあり方の謎に迫った「性の進化論」である。米国で『キンゼイ・レポート』以来と言われる“大論争”を巻き起こし、世界21か国で翻訳出版されている。

【目次】
序文 人類の“セクシュアリティ進化”の真実ー人類の女性に、なぜオルガスムが発達したのか?
第1部 進化論は“性”をどのように扱ってきたか?
第2部 先史時代の人類の性生活ー“エデンの園”は、性の楽園だったのか?
第3部 われわれの祖先の日常生活
第4部 性器とオルガスムの進化論
第5部 人類のセクシュアリティ進化の未来は?

【著者情報】
ライアン,クリストファー(Ryan,Christopher)
心理学者、調査心理学博士。サンフランシスコのセイブルック大学で、調査心理学の博士号を取得。アラスカ、タイ、メキシコなど世界中をめぐって得た各地の性文化に対する見識を活かして、人間のセクシュアリティの本性に焦点を当てた心理学研究を進め、本書の元となった「先史時代における人類の性の起源」の博士論文を執筆した。現在、バルセロナに在住し、バルセロナ医学大学講師と、複数の病院の顧問をしている。さまざまな雑誌・新聞、TVやインターネットでも活躍している。

ジェタ,カシルダ(Jeth´a,Cacilda)
精神科医、医学博士。モザンビーク生まれ。子ども時代に勃発した内戦を逃れ、ポルトガルで教育を受けた。1980年代末、医師として内戦で荒れ果てた故国を癒すために、モザンビークに戻る。北部の僻地で、5万人に1人の医師という環境で、医療活動を7年間行なった。また、AIDS予防のためのWHOの性行動調査の責任者も務めた。モザンビークで、ほぼ10年間にわたって活動したのち、ポルトガルで精神医学・労働医学の両分野でレジデントとしての訓練を終えた。

山本規雄(ヤマモトノリオ)
1967年、東京都生まれ。出版社等勤務を経て、現在、翻訳業・編集業に携わる。

「セックス時、なぜ女性は大声を出すのか」「男性がなぜ“寝取られ”に興奮するのか」――。
 人に聞けない疑問が解消されそうだ。

 1948年、53年に出された性生活の調査書「キンゼイ・リポート」以来、米国に大論争を起こした「性の進化論」(作品社)が20日、日本上陸。その衝撃的な中身に世界21カ国で話題沸騰中だ。著者で、調査心理博士のクリストファー・ライアン氏と、精神科医のカシルダ・ジェタ氏によれば、どうやら人類は「乱交」によって進化してきたというのだ。

 現生人類と同様の特徴を持つ人類が出現したのが20万年前。農耕社会になったのは1万年前で、それ以前の19万年の歴史で、<われわれの祖先は小集団で暮らしていて、そこではほとんどの成人が、いつでも任意に、複数の性的関係を同時進行で持っていたと思われる>。つまり、“乱婚集団”だった可能性があるという。浮気や複数人プレー願望も“異常”ではないんだとか。

■3Pは精子を増やす

 著書の中から、いくつかピックアップしてみると、興味深い事実が分かる。例えば、「女性がエクスタシーを感じて叫ぶ」のは、<性的な逢瀬を楽しんでいる女性の声が、異性愛者の男性を惹き付ける理由がここにある。女性の「交尾コール」は、潜在的に「みんな、こっちにいらっしゃいよ」という誘いなのであり、そうやって精子競争に駆り立てているのである>からだ。一夫一妻の種のメスであれば、他のオスを呼ぶ必要はないが、これも過去数千世代にわたる「乱婚」社会の名残だと思えば合点がいく。

 性器の形状も、<人類の祖先が乱婚的であったことを示している>という。男性器があの形状になったのは、女性の性管に真空状態をつくりだすためで、それにより自分の精子より先に注入された他の“オス”の精子をかき出す役割がある。で、子宮頚管が複雑なのは、複数の男性の精子をろ過するためだそうだ。

 妻や彼女が「寝取られる」シチュエーションに興奮するのにも理由がある。

<精子競争を示唆するような映像や画像(たとえば男性二人に女一人の性行為)を見て射精する場合の方が、単に女三人が露骨な格好をしているものを見て射精するよりも、精液に含まれる精子の割合がはるかに大きくなる>という実験結果があるのだとか。これも、<さまざまな社会で、女性がおおぜいの男と次々とセックスすることで、男性の働き手や狩人を鼓舞していた>ように、先史時代からの名残といえるそうだ。

“性癖”の成り立ちも、なかなか奥深い。

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