週プレを本気にさせた「アサヒカメラ」のヌード

週プレを本気にさせた「アサヒカメラ」のヌード
(更新 dot.asahi.com2014/12/15 11:30)

http://dot.asahi.com/wa/2014121100076.html?ref=allnew


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・発売日:2014年11月20日頃
・著者/編集:アサヒカメラ編集部
・出版社:朝日新聞出版
・サイズ:単行本
・ページ数:95p
・ISBNコード:9784023313484

【芸術生活/写真工芸】
人気写真家・沢渡朔と若手写真家・川島小鳥が撮りおろすヌード。人気AV女優・川上ゆうらを撮影。戦後ヌード写真の巨匠・杉山吉良をはじめ、知られざる昭和のヌード芸術写真を発掘やダゲレオタイプで写された写真など歴史的な検証も。

【目次】
沢渡朔 モスキート 川上奈々美
川島小鳥 夏のおわりのト短調 兎丸愛美
競演記念対談 沢渡朔×川島小鳥 写真の軽さ
沢渡朔×川上ゆう タブー
「撮る、撮られる」の本音対談 沢渡朔×川上ゆう 共犯関係

昭和のヌード
一村哲也 写真集「COME UP」-インタビュー「像としてのヌード」
戦後ヌードのダイナミズム
石黒コレクションに見る明治のヌード写真から 横浜写真のまなざし
ダゲレオタイプから大衆のメディアへ ヌード写真の始まり
マル秘公開!!みうらじゅんのエロスクラップ


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戦前戦後ヌード検証 アサヒカメラ編集部 朝日新聞出版発行年月:2013年11月20日 ページ数:95


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・発売日:2013年11月20日頃
・著者/編集:アサヒカメラ編集部
・出版社:朝日新聞出版
・サイズ:単行本
・ページ数:95p
・ISBNコード:9784023312494

【芸術/写真】
アサヒカメラの人気企画を別冊化。沢渡朔による葵つかさ、川上ゆうの撮り下ろしのほか、戦前に活躍した写真家・野島康三の作品、仏文学者・鹿島茂やコラムニスト・亀和田武のグラビアヌード論など、日本のヌード写真史をたどる一冊。

【目次】
特集 沢渡朔
アイスクリームー葵つかさ
雨ー川上ゆう
沢渡朔の欲望モノクロームーヌードセレクション1991~アサヒカメラのグラビアから
官能のうねりに身をまかせて
沢渡朔年表
特別対談 沢渡朔×笠井爾示ー女を撮ること ヌードを撮ること
葵つかさ、川上ゆう インタビュー
Special Feature笠井爾示Stripped
戦後ヌードとアサヒカメラ
モデルFをめぐるヌードー野島康三、錦古里孝治、吉川富三
「はだか(naked)」から「裸体像(nude)」へー昭和30年代の「エロ雑誌」に見る写真史の中の猥褻性
1970’sヌードグラフィティー

 作家でコラムニストの亀和田武氏が、「アサヒカメラ」(朝日新聞出版)が巻き起こしたヌードブームの危うさを語る。

*  *  *
 ヌードの時代が到来している。「週刊プレイボーイ」11月10日号は、今年の写真界の最大の事件はヌードだったと分析し、特集を組んだ。

 こんな一節が。「多くの写真・カメラ専門誌で大々的にヌード特集が組まれ、そこから派生した別冊は売り上げを伸ばしている。週プレも負けてはいられない」

 週プレを本気にさせたこのブームは、昨年11月に刊行された「アサヒカメラ」(朝日新聞出版)特別編集の「NUDE!」から始まった。あれから1年。「アサヒカメラ」は再び特別編集「ヌードと写真」を刊行した。

 沢渡朔が撮るAV女優たちが、今回もメインだ。表紙と巻頭のモデルは川上奈々美。若手写真家の注目株、川島小鳥も新作を掲載しているが、川島との対談で、沢渡はモデルの川上の明るさを語る。

 とはいえ、「写真で心の中なんて写せるわけじゃないし、軽い感じで撮りたかったから。歌謡曲っぽい感じがないでしょ」と狙いをも明かす。

 みうらじゅんの秘蔵エロスクラップにも大きく頁を割いた。妄想を刺激された雑誌のヌードを切り抜きスクラップ・ブックに貼る。何が彼をその作業に駆りたてたのか。

 匿名という言葉が目を引く。写真には“めくるめくエロス”など煽りコピーが付く。「あれが、許せなくてね」と、みうらさん。「まず、あれを切り取る作業です。カメラマンのクレジットとか、モデルの名前すらいらない。一度匿名にするためにカットするんです。匿名にすることでやらしさが出ますから」

 巨匠カメラマンと有名AV女優の共作でブームに火はついた。しかし固有名詞を前面に出したヌードはエロを保てるか。エロスに変質しかねない危うさが指摘されている。

※週刊朝日  2014年12月19日号