テロ組織、地下アイドル… 「束縛」描いた桐野夏生の連作集 『奴隷小説』

テロ組織、地下アイドル… 「束縛」描いた桐野夏生の連作集
NEWSポストセブン2015.03.11 11:00

http://www.news-postseven.com/archives/20150311_308008.html

【書籍紹介】『奴隷小説』桐野夏生/文藝春秋/1296円

「奴隷小説」 桐野夏生著(文藝春秋 1,296円税込)


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想像力と感応力が炸裂する超異色短編集

時代や場所に関わらず、社会に時折現出する抑圧と奴隷状態。それは今ここで起きても不思議ではない。七作を収録した超異色短編集。


奴隷小説
文藝春秋
桐野 夏生

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桐野夏生 文藝春秋発行年月:2015年01月30日 予約締切日:2015年01月28日 ページ数:1


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発売日: 2015年01月30日頃
著者/編集: 桐野夏生
出版社: 文藝春秋
サイズ: 単行本
ページ数: 155p
ISBNコード: 9784163901961

【内容情報】
世界は野蛮で残酷な牢獄に満ちているー。その「虜囚たち」の姿を容赦なく描いた、超異色短編集。

【目次】


神様男
REAL
ただセックスがしたいだけ
告白
山羊の目は空を青く映すかーDo Goats See the Sky as Blue?

【著者情報】
桐野夏生(キリノナツオ)
1951年金沢市生まれ。1993年『顔に降りかかる雨』で江戸川乱歩賞、1998年『OUT』で日本推理作家協会賞、2004年同作英訳が日本人初のエドガー賞候補となる。1999年『柔らかな頬』で直木賞、2003年『グロテスク』で泉鏡花文学賞、2004年『残虐記』で柴田錬三郎賞、2005年『魂萌え!』で婦人公論文芸賞、2008年『東京島』で谷崎潤一郎賞、2009年『女神記』で紫式部文学賞、2010年『ナニカアル』で島清恋愛文学賞、2011年同作で読売文学賞を受賞

 現代の日本に奴隷制はなく、自由に考え行動することができる。だが、それは本当か? テロ組織に拉致された女子高生たちが、あることを強制される「泥」。地下アイドルにしがみつく少女を描く「神様男」などの7作は、法律や常識、時には夢さえも個人の自由を縛る鎖になる事実を、まざまざと見せつけている。自分は何かに束縛されていないか、真の自由とは何かを問いかける過激なテーマに圧倒される。

※女性セブン2015年3月19日号