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zoom RSS 【書評】  球技の誕生 松井 良明 著(平凡社・3024円)

<<   作成日時 : 2015/07/19 16:57   >>

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【書評】
球技の誕生 松井 良明 著(平凡社・3024円)
東京新聞2015年7月19日

http://www.tokyo-np.co.jp/article/book/shohyo/list/CK2015071902000178.html


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「球技の誕生 人はなぜスポーツをするのか」 松井良明著(平凡社 3,024円税込)


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球技の誕生: 人はなぜスポーツをするのか
平凡社
松井 良明

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人はなぜスポーツをするのか 松井良明 平凡社発行年月:2015年05月22日 ページ数:335p サ


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発売日: 2015年05月22日頃
著者/編集: 松井良明
出版社: 平凡社
サイズ: 単行本
ページ数: 335p
ISBNコード: 9784582627039

【内容情報】
スポーツのなかでも中心的位置を占める球技=ボールスポーツ。近代スポーツ発祥の地イギリス、そしてヨーロッパ全域にわたって、その誕生と発展の歴史をたどり、わかりやすく解説。サッカー、ラグビー、テニスなど人気競技からマイナースポーツの紹介まで、「球技に見るスポーツの魅力」を存分に語る。

【目次】
第1部 グローバル・スポーツの誕生
サッカーとラグビー/歴史的和解?
「ボールはやさしく打ちなさい」
第2部 人はなぜスポーツをするのか
イングランド
バスク地方(スペイン北東部及びフランス南西部)
オランダ・フリーズラント州
ベルギーと北フランス
アイルランド
連合王国としての英国
第3部 ヨーロッパ球戯考
二つの系図
ハンドボール考
フットボール考
打球戯考
新たな系図
第4部 近代化の歴史的特質とは何か
ヨーロッパ球戯史の謎
スポーツの近代化と英国

【著者情報】
松井良明(マツイヨシアキ)
1964年生まれ。奈良教育大学大学院教育学研究科修士課程修了。体育科学博士(日本体育大学大学院)。現在、奈良工業高等専門学校教授(2010年〜)。専攻、スポーツ史・スポーツ文化論

◆民族の独自性が顕著

[評者]陣野俊史=評論家

 スペインのプロサッカーチームにアスレティック・ビルバオがある。このチーム、百年以上もの間、選手はバスク人しかいなかった。凄(すご)いことだ。世界最高峰のリーグのひとつで、ある民族に限定した運営方針を貫くことは容易ではない。

 バスクには何かある。サッカーファンの常識だ。そんな中、この本を読んだ。

 著者は、イングランドを含む連合王国としての英国を中心にヨーロッパのスポーツを研究してきた。本書では、オランダやベルギー、フランス北部、そしてバスク地方にまでフィールドワークの範囲は広がっている。ほとんどが著者によって撮影された豊富な写真と図解が、その主張をより説得的なものにしている。

 では、主張とは何か。ズバリ、球技の始源である。いったい球技はいつ、どこで始まったのか…。遡(さかのぼ)れば遡るほど起源は曖昧になり、輪郭はぼやけていくが、著者は見事に整理している。

 その過程で二つのことが浮かび上がる。帝国主義が世界に球技を伝播(でんぱ)してきたという歴史と、そうした世界化に抗していまなお各地で民族のアイデンティティに根ざした独自のスポーツが展開されている事実だ。とりわけバスクのペロタ・マノ。掌(てのひら)で硬球を打ち合う勇猛な球技である。実に多種多様で独特の球技の世界が、裏側からアスレティック・ビルバオの強さを支えているのかもしれない。
 
 まつい・よしあき 1964年生まれ。スポーツ史家。著書『近代スポーツの誕生』。

◆もう1冊 
 吉田文久著『フットボールの原点』(創文企画)。サッカー、ラグビーの歴史や民俗を考証しゲームの楽しみ方を紹介。





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サッカー、ラグビーのおもしろさの根源を探る 吉田文久 創文企画発行年月:2014年01月 ページ数:


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