見て触ってビックリ!新型iPhoneの衝撃進化   やはりアップルの「主役」はiPhoneだ

見て触ってビックリ!新型iPhoneの衝撃進化
やはりアップルの「主役」はiPhoneだ
松村 太郎 :ジャーナリスト
東洋経済2015年09月10日

http://toyokeizai.net/articles/-/83973


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Apple Watchと同系色でコーディネートができる

アップルが2015年9月9日に開催したイベントは、盛りだくさんの内容だった。発表内容を時系列に発表内容を振り返ると、次のとおりである。

Apple Watch Sportに、ゴールド・ローズゴールドの新色が登場し、各モデルにバンドを追加。エルメスとのコラボモデルが13万円から登場。

12.9インチ、A9Xを搭載するiPad Pro登場。6.9mmの薄型ボディとiPad Air 2の2枚分に相当する広大なディスプレイ、4スピーカーを搭載。滑らかな書き心地と本物のペン先を再現するApple Pencil、キーボードつきカバーSmart Keyboardも登場。

第4世代Apple TV登場。64ビットA8プロセッサを搭載し、iOSから派生したtvOSによって、開発者がアプリを提供できるようになった。Bluetooth接続のリモコンではSiriをサポートしたうえ、加速度センサーを備えてゲームプレイもサポート。

iPhone 6s/6s Plus登場。A9プロセッサ、1200万画素カメラで4K録画とLive Photoに対応、圧力を感知する3D Touchディスプレイを搭載、ローズゴールドの新色が登場。

(おまけ)OneRepublicによるライブ3曲。


最も印象深かったのは、やはりiPhone

特にiPad Proは全く新しい製品カテゴリであり、SiriやゲームをサポートするApple TVは、リビングルームを変革する大きな材料となり得る。これらの製品については、後日掘り下げていきたい。

筆者が発表会に参加し、すべての製品に実際に触れてみて、最も印象深かった製品はiPhone 6s、iPhone 6s Plusだった。


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iPhone 6sを発表するテイム・クックCEO

確かに事前の情報と答え合わせをすると、ディスプレイの解像度向上といううわさ以外はそのとおり実現しており、驚きが薄い発表会だったと振り返る読者も多いだろう。

しかし、iPhone 6sは、世界中で売り上げが伸び続けるハイエンドスマートフォンとしてのブランドを堅め、さらなる独走態勢を作り上げる、緩やかに競争力を発揮していくプロダクトになると予測できる。

驚き!3D Touchの心地よい衝撃

ハードウェアで最も大きな変更点は、圧力を感知できる3D Touchディスプレイの搭載だ。

まずは、想像してみて欲しい。

アプリを起動するとき、メールを処理するとき、ウェブブラウジングで気になるリンクを発見したときなど、日常のほぼすべての操作において、画面遷移が2回ずつ、タップ数が3〜4回ずつ、それぞれ減るのだ。

これが、3D Touchを備えたiPhone 6sの衝撃だ。

今までの作業が毎回、より少ない操作でこなすことができるということだ。しかも、指の動きをきっかけに、画面の動き、振動が心地よく連携してくれる。

これまでもマルチタッチディスプレイでの操作に慣れてきたと思ってきたが、3D Touchの使い方を覚えた瞬間、今までで最も「iPhoneを操っている」と感じられた瞬間が訪れるのである。

感圧式のタッチパネルを先に採用していたApple Watchでは、押し込む動作をForce Touchと呼んでいたが、iPhone 6sの3D Touchでは、1段階ではなく、「タップ」「押し込む」「さらに押し込む」という3段階のタッチを検出できる仕組みとなった。押し込みながらスワイプ、といった動作も認識できる。

ハードウェアだけでは使いやすいインターフェイスは作れない。3D Touchのもうひとつの要は、ソフトウエアだ。


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3D Touchの機能を写真で見せることは難しい


3D Touchの使用例は、まずホーム画面から始まる。対応するアプリアイコンを押し込むと、そのアプリの中のショートカットが開く。

たとえば電話やメッセージアプリであれば、よく使う連絡先やお気に入りの相手が表示され、すぐに連絡を取り始めることができる。アプリを開いて、連絡先を選ぶ、という2つの動作を、1度に済ませることができる。

届いたメッセージにウェブページのリンクや飛行機の便名、スケジュールを示す時間が含まれていた場合、これらを押し込むと、ポップアップが開き、ウェブページの内容や飛行機のフライト情報、該当時間帯の自分のカレンダーが開く。

画面遷移しなくても、必要な情報が確認でき、アクションが必要な場合はポップアップからボタン操作が行える。もしきちんと閲覧したい場合、さらに押し込めばそれらの情報のアプリに切り替わる。ここでも、アプリの切り替えや、アプリ内でもコンテンツのリストと詳細の行き来が必要なくなる。

3D Touchにみる、人々を魅了する方法論

3D Touchは、身体的な押し込む操作と画面の中の動き、振動のフィードバックが非常にスムーズに連携・動作してくれる。押し込む動きに合わせて画面のアニメーションとTapTic Engineによるコツンという振動によって、自分の押し込みが認識されているのかどうか、非常にわかりやすく表現されていた。

ハードウエア、ソフトウエア、そしてこれらを統合するデザインを1者で行っているアップルならではの実装力を見せつけられた。

3D Touchは、SiriやTouch IDなどのこれまでセカンドモデルのiPhoneに搭載されてきた新しいインターフェイスのように、必ず覚えなければならない操作方法ではない。実際のところ、一切使わなくてもこれまでどおりiPhoneを快適に利用できるはずだ。

しかしひとたび3D Touchの使い方を覚えると、目的に対して1ステップずつ操作を減らすことができ、心地よく快適な操作が可能となる。

押しつけではなく、自然な習得の中で、人々をiPhoneから離れられない「指」へと変えていく、そんなすごみのある新機能が、3D Touchの正体と言える。ここに、iPhoneが人々を持続的に魅了する方法論を、垣間見ることができるのだ。

前作とデザインが変わらないiPhone 6sだが、アルミニウムもガラスも、素材が変更されている。より硬度の高い7000シリーズのアルミニウムと、丈夫なIon-Xガラスの組み合わせは、Apple Watch Sportのそれと共通している。

合わせたのは素材だけではない。今回同時に発表されたApple Watch Sportには、iPhone 6sと同じカラーバリエーションになるよう、ゴールドと、ローズゴールドが追加された。

完璧なコーディネートが可能に

これにより、Apple Watch Sportのユーザーは、自分が持っているiPhoneの色とApple Watchの色を完璧にコーディネートすることができるようになったのだ。

Apple Watch自体が、iPhoneを前提としたウェアラブルデバイスであることから、カラーコーディネートができてしかるべきプロダクトではあったが、スマートフォンとウェアラブルデバイスを、素材感から色味まで統一させることができるのは初めての事例ではないだろうか。

Apple Watchの新色については別の原稿に譲るが、ゴールド、ローズゴールドともに、控えめに光るよい雰囲気を醸し出しており、人気を博しそうだ。

Apple Watchのローズゴールドに合わせたいから、とiPhone 6sのローズゴールドを選ぶ顧客が出てくれば、Apple Watchがきちんとその役割、すなわちiPhoneを使う理由を強化することを、果たしてくれることになるだろう。








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