iPhoneキーボード、「軽量版」の真打が登場  折り畳める180グラムは邪魔にならない

iPhoneキーボード、「軽量版」の真打が登場 折り畳める180グラムは邪魔にならない
東洋経済オンライン2015年09月18日
本田 雅一 :ITジャーナリスト

http://toyokeizai.net/articles/-/84259


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マイクロソフトから発売されたUniversal Foldable Keyboard。超薄型、軽量、コンパクトなデザインで持ち運びもラクだ

普段はスマートフォン、タブレットで充分だが、いざという時にキーボードが欲しい。そんなビジネスパースンは少なくないようで、手軽に使える折りたたみ式キーボードのレビュー記事への注目はとりわけ高い。

以前にも本連載の中でマイクロソフト製のミニキーボード「Universal Mobile Keyboard」を紹介したことがあった。マイクロソフトはキーボードやマウスなど入力機器の老舗メーカーという一面を持っており、優れた製品ラインナップを取り揃えている。

この「Universal Mobile Keyboard」も、キーボードカバーが端末スタンドとキーボード自身の電源を兼ねる、という凝った設計。これ1台あればWindows、iOS(iPhone/iPad)、Androidのすべてに対応。3台の端末を切り替えて利用できる優れものだった。

いつでも持ち運べるかどうか

なかなか本格的な、打ちごたえあるキーボードである。携帯用としては抜群に使いやすい機能性を備えているキーボードと言える。しかし、一方で重さは380グラム。折りたたむこともできないため、持ち運びをするには覚悟が必要だ。”必ず使う”のであれば持ち歩きたいが、”使うかもしれない”程度ならば、家やオフィスに置いていきたい製品だろう。

これに対して今回紹介するマイクロソフトUniversal Foldable Keyboardは”たまにキーボードを使いたい人なら、つねにカバンの中に入れておきたい”、すなわちもっとカジュアルに使える携帯型キーボードだ。


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Universal Foldable Keyboard。真ん中で折りたためるので、カバンにも入れやすい

Surfaceに使われている”Type Cover”と同じ薄型キーボードの技術を用いており、キーボード全体を左右に分割。真ん中で折りたたむことができるのが特徴だ。重さも実測値で184グラム(公称値180グラム)しかなかった。普段からカバンに入れておけば、その存在を気に留める必要はない重さである。

広げた時のサイズは295(幅)×125(奥行)×5.3(高さ)ミリだが、折りたたむと146×125×10.5ミリとなる。

実はこのサイズ、CDケースを意識したもので、並べてみるとほとんど同じ。しかも防滴構造なので、雨でぬれてしまったり、喫茶店などで文字を打ち込んでいるときに水をこぼしてしまったり、という場合にも壊れにくい。


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接続する端末を、キーで簡単にWindows、iOS(iPhone/iPad)、Androidに切り替えができる

Bluetooth 4.0を用いて接続する端末は2台までを同時登録可能で、キーで簡単に選択できる。対応基本ソフトの切り替えにも専用キーが用意されている。

キーピッチは左右、上下とも狭い印象

キーストロークはSurface 3用Type Coverよりも深く感じられ、タッチにも節度感がある。ただしキーピッチは左右が約16.5ミリ、上下が16ミリほどしかなく狭い印象を受ける。17ミリあるとかなりタッチタイプしやすくなるが、このサイズ、軽さに収めたうえでと考えれば、実用性と携帯性のバランスという意味ではやむを得ないだろう。

なお内蔵リチウムイオンバッテリは、一度MicroUSB端子から満充電すれば最長3カ月使うことが可能だ。まさにモバイルでの使用を想定した、隙のないつくりになっていると言えるだろう。