参院選衝撃予測 「野党連合」自公を逆転 政治ジャーナリスト・鈴木哲夫氏分析

参院選衝撃予測 「野党連合」自公を逆転 政治ジャーナリスト・鈴木哲夫氏分析
ZAKZAK2015.10.16

http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20151016/plt1510161140001-n1.htm


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・政治ジャーナリスト、鈴木哲夫氏の予測をもとに作成 ・「※」は、維新の党(参院11人)の分裂に伴い、(1)片山虎之助参院議員会長ら5人が新党に参加(2)小野次郎総務会長ら6人が党に残留-と仮定して算出した。


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安保法案反対デモで気勢を上げる(左から)生活の党の小沢代表、民主党の岡田代表、共産党の志位委員長ら。協力できるのか=8月30日、国会前


 来年夏の参院選に向け、野党間で選挙協力を模索する動きが加速している。民主党と維新の党は、両党の代表、幹事長らで構成する「連携協議会」を設置し、今月中に共通政策の原案をまとめる方向だ。第3次安倍改造内閣が「経済最優先」で突き進むなか、主要野党の協力が実現した場合、与野党の勢力図はどう塗り替えられるのか。政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏が分析したところ、最も極端なケースでは「野党連合」の獲得議席が自民、公明両党を上回るという結果が出た。

 「野党連合が実現した場合、安倍晋三首相率いる自民党にとっては非常に厳しい選挙になる」

 鈴木氏はこう語る。注目の予測データは別表の通りだ。

 民主党、維新の党(新党参加者を除く)、社民党、生活の党と山本太郎となかまたちの4党の協力を想定し、(1)大半の選挙区で候補者を一本化した(2)比例代表向けの4党統一名簿を作成した(3)改選1人区を中心に、共産党とのすみ分けも実現した-という前提で試算した。

 野党が最も躍進したケースだと、4党は改選121議席のうち57議席を獲得し、自民、公明両党の計52議席を上回る計算だ。

 鈴木氏は「安全保障関連法への反対運動は成立後も続いており、野党にとっては追い風だ。勝敗のカギを握る1人区(計32)では、自民党が半数以上の選挙区で敗れる可能性もある」と指摘する。

 ただし、非改選組を合わせた参院全体の勢力(242議席、過半数は122議席)をみると、自公与党の優位は変わらない。

 前述の野党躍進ケースでも、与党は128議席を占め、現有(134議席)とほぼ同程度の勢力を維持する。最も野党が低調だったケースでは、与党は現有を上回る141議席を獲得することになる。

 一方、大阪市の橋下徹市長が1日に結成を表明した新党「おおさか維新の会」はどうか。

 鈴木氏は「選挙区では関西で1議席確保するのがやっと。比例票も関西以外では伸び悩むだろう」として、5議席獲得と分析した。旧日本維新の会として8議席を得た2013年の参院選に比べると、見劣りは否めない。

 参院選での野党共闘をめぐっては、共産党が、先の国会で内閣不信任決議案を共同提出した、野党による連立政権「国民連合政府」構想を提唱している。共産党の志位和夫委員長は9月25日に民主党の岡田克也代表と、同28日には生活の党の小沢一郎代表と会談した。

 だが、共産党は綱領に「日米安保条約の廃棄」「米軍基地撤退」「社会主義・共産主義の社会への前進をはかる」「(天皇制は)民主主義および人間の平等の原則と両立するものではなく…」と堂々と掲げており、さすがに各党の忌避感は根強く、実現は困難な情勢だ。

 民主党の岡田代表は9月29日の常任幹事会で、共産党との選挙協力については「候補者の調整は意味があり、話し合いは進める」と前向きな姿勢を示す一方、国民連合政府構想に関しては「あり得ない」と突き放した。

鈴木氏は「共産党側も、連立政権樹立が難しいということは織り込み済みなのではないか」と推測し、続ける。

 「共産党が、他党に選挙協力を呼びかけること自体、非常に思い切った提案だ。『わが党が参画する政権を作るためだ』という大義がなければ、長年の支援者らも納得しない。最終的には(選挙区ごとに候補者のすみ分けを図るなどの)現実的な協力態勢に落ち着くのではないか」

 もっとも、共産党との協力以前に、4党の比例統一名簿作成が順調に進むかも見通せない。

 野党第1党の民主党内には、かつて党を割った生活の小沢代表や、12年衆院選の直前に橋下氏のもとに逃げ込んだ維新の松野頼久代表らに対して「後ろ足で砂をかけて出て行った裏切り者」(中堅)という拒否感や嫌悪感もくすぶる。

 今回の予測は、あくまでも統一名簿の実現を前提にしたものだ。不調に終わった場合、「19」と予測されていた4党連合の比例獲得議席は、合計で13(民主12、社民1、維新と生活は0)に下振れする。

 鈴木氏は「統一名簿ができるかどうかが全てだ。野党にとっては、次期参院選は『ラストチャンス』だと言ってもいい。ここでまとまることができなければ、自民党に対峙できる受け皿作りの好機はしばらく訪れない」と語っている。

「今だから小沢一郎と政治の話をしよう」 堀茂樹, 小沢一郎著(祥伝社 1,836円税込)


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どうなる、日本
どうする、この国。

安倍政権の“危険な思想”を糾(ただ)す!
民主主義とは、憲法とは、安全保障とは、国家とは、
そして政治とは何か。仏文学者が政治家・小沢一郎に斬り込んだ。

今、小沢一郎は「この国」をどう見るか
堀 ……安倍政権は軍事面の強化に前のめりです。
小沢 もとより安全保障面の備えも大事です。しかし、原理原則の議論をごまかし、既成事実をつくって憲法の規定をなし崩しにしていくような姑息(こそく)なやり方は、国家の舵取りとして最悪です。それでは、一本筋の通った、国際社会から信頼される外交を展開できるわけがありません。(本文より)

政(まつりごと)の本質、原点、目的を問う
*日本を待つのは「危険な未来」なのか
*日本国憲法と国連憲章と日米安保条約は三位一体である
*小泉、安倍政権の「新自由主義」をどう評価するか
*現代は地政学的・文明史的な転換期にある
*中身がすり替えられた「積極的平和主義」
*途上国は中央集権へ、先進国は地方分権へ舵を切る
*雇用、農業、少子化、高齢化――国造りの描き方
(本書対談の論点からの抜粋)

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発売日: 2015年09月19日頃
著者/編集: 堀茂樹, 小沢一郎
出版社: 祥伝社
サイズ: 単行本
ページ数: 278p
ISBNコード: 9784396615109

内容紹介
安倍自民党政権の“危険な思想"を糾(ただ)し、 政(まつりごと)の本質と原点と目的を問う。 政治家・小沢一郎の理念を凝縮した1冊、ついに刊行! ベストセラー『「ドイツ帝国」が世界を破滅させる』(エマニュエル・トッド)や名作『悪童日記』(アゴタ・クリストフ)の名訳で知られる仏文学者・堀茂樹教授が、政治家・小沢一郎と対面。民主主義とは、憲法とは、安全保障とは、外交とは、そして国家とは? 日本の外から、この国の政治状況を見てきた視線で、小沢一郎氏と「政治とは何か」を語り合う。公開討論シリーズ「堀茂樹教授と小沢一郎のちょっと硬派な対談」(USTREAMなどで配信)に新規の非公開インタビューを加え、最新の政局、国内外情勢についても議論を展開する。

著者について
堀茂樹
慶應義塾大学SFC教授。フランス文学・哲学研究者。翻訳家。1952(昭和27)年、滋賀県生まれ。慶應義塾大学文学研究科修士課程修了後、渡仏しソルボンヌに学ぶ。Université Sorbonne Paris IV高等研究課程修了。西洋思想史、フランス文学、現代フランス研究を専門分野とする。

小沢一郎代表と堀茂樹慶大教授のちょっと硬派な対談














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