参院選は甘くない 野党「統一名簿」できなければ惨敗の懸念も

参院選は甘くない 野党「統一名簿」できなければ惨敗の懸念も
日刊ゲンダイ2015年10月16日

http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/166343


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安保国会の興奮も冷める(C)日刊ゲンダイ

 立憲主義を破壊した安倍政権。国民は来年夏の参院選で鉄槌を下そうと手ぐすね引いている。しかし、野党が勝てるかというと、実はそんなに甘くない。

 今度の改選議席は自民48、公明9で与党は57議席。野党は民主41、維新5、共産3、社民2、生活2の53議席。つまり、2010年の参院選では民主らが善戦し、自公は薄氷の勝利だったのである。

 ところが、前回、2013年の選挙では様相が一変。自民65、公明11で与党は76議席。野党は民主17で、計34議席の大敗を喫している。

 目下の情勢では、内閣支持率がまだ4割もある安倍自公は決して侮れないし、ヘタすりゃ前回はそこそこだった野党の大コケもあり得る。そんな懸念が「反安保法制」で一致団結した学者や市民グループなどの間で広がっているのだ。


 実際、自民の改選組は手ごわい。中曽根弘文元外相(群馬)や宮沢洋一前経産相(広島)、三原じゅん子氏(神奈川)をはじめ、中学時代の全裸イジメで炎上した中川雅治氏(東京)までも当選が確実視されている。

 一方、民主で当確なのは、安保国会で抗戦した元官房副長官の福山哲郎氏(京都)や元防衛政務官の大野元裕氏(埼玉)、小西洋之氏(千葉)、それに世耕弘成官房副長官の夫人の林久美子氏(滋賀)くらいだ。

 政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏もこう言う。

「野党共闘がうまく運べば、勝敗を握る32の1人区でいい勝負に持ち込めるとみています。それには年内に比例代表選での統一名簿をつくる。さらに言えば、統一会派でまとまり、年明けの通常国会から対決構図を鮮明にする必要がある。しかし、野党連携に失敗すれば、安保反対で高まった『反アベ』の熱も次第に冷めてしまう。自公が51議席ほど押さえ、野党5党は45議席を割り込む可能性があります」

 これがシビアな見方なのだ。民主を筆頭に野党が党利党略でグズグズしていたら安倍首相の思うツボである。

「今だから小沢一郎と政治の話をしよう」 堀茂樹, 小沢一郎著(祥伝社 1,836円税込)


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どうなる、日本
どうする、この国。

安倍政権の“危険な思想”を糾(ただ)す!
民主主義とは、憲法とは、安全保障とは、国家とは、
そして政治とは何か。仏文学者が政治家・小沢一郎に斬り込んだ。

今、小沢一郎は「この国」をどう見るか
堀 ……安倍政権は軍事面の強化に前のめりです。
小沢 もとより安全保障面の備えも大事です。しかし、原理原則の議論をごまかし、既成事実をつくって憲法の規定をなし崩しにしていくような姑息(こそく)なやり方は、国家の舵取りとして最悪です。それでは、一本筋の通った、国際社会から信頼される外交を展開できるわけがありません。(本文より)

政(まつりごと)の本質、原点、目的を問う
*日本を待つのは「危険な未来」なのか
*日本国憲法と国連憲章と日米安保条約は三位一体である
*小泉、安倍政権の「新自由主義」をどう評価するか
*現代は地政学的・文明史的な転換期にある
*中身がすり替えられた「積極的平和主義」
*途上国は中央集権へ、先進国は地方分権へ舵を切る
*雇用、農業、少子化、高齢化――国造りの描き方
(本書対談の論点からの抜粋)

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堀茂樹 小沢一郎 祥伝社発行年月:2015年09月19日 予約締切日:2015年09月18日 ページ


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発売日: 2015年09月19日頃
著者/編集: 堀茂樹, 小沢一郎
出版社: 祥伝社
サイズ: 単行本
ページ数: 278p
ISBNコード: 9784396615109

内容紹介
安倍自民党政権の“危険な思想"を糾(ただ)し、 政(まつりごと)の本質と原点と目的を問う。 政治家・小沢一郎の理念を凝縮した1冊、ついに刊行! ベストセラー『「ドイツ帝国」が世界を破滅させる』(エマニュエル・トッド)や名作『悪童日記』(アゴタ・クリストフ)の名訳で知られる仏文学者・堀茂樹教授が、政治家・小沢一郎と対面。民主主義とは、憲法とは、安全保障とは、外交とは、そして国家とは? 日本の外から、この国の政治状況を見てきた視線で、小沢一郎氏と「政治とは何か」を語り合う。公開討論シリーズ「堀茂樹教授と小沢一郎のちょっと硬派な対談」(USTREAMなどで配信)に新規の非公開インタビューを加え、最新の政局、国内外情勢についても議論を展開する。

著者について
堀茂樹
慶應義塾大学SFC教授。フランス文学・哲学研究者。翻訳家。1952(昭和27)年、滋賀県生まれ。慶應義塾大学文学研究科修士課程修了後、渡仏しソルボンヌに学ぶ。Université Sorbonne Paris IV高等研究課程修了。西洋思想史、フランス文学、現代フランス研究を専門分野とする。

小沢一郎代表と堀茂樹慶大教授のちょっと硬派な対談