共産党変身の仕掛け人? 小沢一郎氏が野党共闘のキーマンに

共産党変身の仕掛け人? 小沢一郎氏が野党共闘のキーマンに
NEWSポストセブン2015.10.07 07:00

http://www.news-postseven.com/archives/20151007_354854.html

「自民党1強」といわれて元気のない野党の中で、唯一、気を吐いているのが日本共産党だ。志位和夫・委員長が安保法制で共闘した民主、生活の党、社民などと党首会談を開き、「戦争法廃止の国民連合政府」を目指して次の総選挙や参院選での選挙協力を行なう方針を打ち出して政界に衝撃を与えた。

 共産党は前回総選挙の小選挙区で自民、民主に次ぐ3位の約704万票を獲得。いまや「公明党・創価学会に匹敵する集票力を持つ」(自民党選対幹部)といわれる。ただし、選挙では原則、全選挙区に独自候補を立てるため、当選に結びつかない“死に票”となってきた。

 それが、野党が安保法制反対の統一候補を立てれば支援に回ってもいいといい出したのは、共産党にとっては「党是」を捨てたに等しい大転換である。

 そうした共産党変身の“仕掛け人”と見られているのが、小沢一郎・生活の党共同代表だ。

 小沢氏は志位氏との党首会談(9月28日)で、「国民連合政府は大いに結構だ。従来の方針を大転換した共産党の決断を高く評価する」と賛同してみせた。だが、実は、「6月に志位さんと会談して地元・岩手県知事選での選挙協力で合意して以来、これまでに5~6回は極秘に共産党側と話し合いを持ち、野党選挙協力を働きかけてきた」(小沢側近)とされる。共産党への根回しだけではない。

「野党結集」を打ち出した松野頼久・維新の党代表のバックにも小沢氏が控えている。松野氏は民主党時代、小沢支持派グループ「新しい政策研究会」の中心メンバーであり、維新には“元祖小沢ガールズ”の太田和美氏、松木謙公氏、牧義夫氏ら小沢側近たちが“陣借り”して大阪組との分裂騒動でも松野氏をサポートしているからだ。

 さらに民主党政権時代、小沢批判の先頭に立った岡田克也・民主党代表も、「民主党は参院選の1人区に13人の現職がいるため、共産党の選挙協力が欲しい。小沢さんの野党連合論に影響を受けている」(同前)とされる。

「野党がバラバラで選挙を戦っても自民党には勝てない」が持論の小沢氏は、衆参わずか5人のミニ政党(生活の党と山本太郎となかまたち)の共同代表で「もはや小沢の時代ではない」(自民党ベテラン)と見られながら、再び野党共闘のキーマンに浮上した。

※週刊ポスト2015年10月16・23日号

小沢一郎代表と堀茂樹慶大教授のちょっと硬派な対談


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「今だから小沢一郎と政治の話をしよう」 堀茂樹, 小沢一郎著(祥伝社 1,836円税込)


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どうなる、日本
どうする、この国。

安倍政権の“危険な思想”を糾(ただ)す!
民主主義とは、憲法とは、安全保障とは、国家とは、
そして政治とは何か。仏文学者が政治家・小沢一郎に斬り込んだ。

今、小沢一郎は「この国」をどう見るか
堀 ……安倍政権は軍事面の強化に前のめりです。
小沢 もとより安全保障面の備えも大事です。しかし、原理原則の議論をごまかし、既成事実をつくって憲法の規定をなし崩しにしていくような姑息(こそく)なやり方は、国家の舵取りとして最悪です。それでは、一本筋の通った、国際社会から信頼される外交を展開できるわけがありません。(本文より)

政(まつりごと)の本質、原点、目的を問う
*日本を待つのは「危険な未来」なのか
*日本国憲法と国連憲章と日米安保条約は三位一体である
*小泉、安倍政権の「新自由主義」をどう評価するか
*現代は地政学的・文明史的な転換期にある
*中身がすり替えられた「積極的平和主義」
*途上国は中央集権へ、先進国は地方分権へ舵を切る
*雇用、農業、少子化、高齢化――国造りの描き方
(本書対談の論点からの抜粋)

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発売日: 2015年09月19日頃
著者/編集: 堀茂樹, 小沢一郎
出版社: 祥伝社
サイズ: 単行本
ページ数: 278p
ISBNコード: 9784396615109

内容紹介
安倍自民党政権の“危険な思想"を糾(ただ)し、 政(まつりごと)の本質と原点と目的を問う。 政治家・小沢一郎の理念を凝縮した1冊、ついに刊行! ベストセラー『「ドイツ帝国」が世界を破滅させる』(エマニュエル・トッド)や名作『悪童日記』(アゴタ・クリストフ)の名訳で知られる仏文学者・堀茂樹教授が、政治家・小沢一郎と対面。民主主義とは、憲法とは、安全保障とは、外交とは、そして国家とは? 日本の外から、この国の政治状況を見てきた視線で、小沢一郎氏と「政治とは何か」を語り合う。公開討論シリーズ「堀茂樹教授と小沢一郎のちょっと硬派な対談」(USTREAMなどで配信)に新規の非公開インタビューを加え、最新の政局、国内外情勢についても議論を展開する。

著者について
堀茂樹
慶應義塾大学SFC教授。フランス文学・哲学研究者。翻訳家。1952(昭和27)年、滋賀県生まれ。慶應義塾大学文学研究科修士課程修了後、渡仏しソルボンヌに学ぶ。Université Sorbonne Paris IV高等研究課程修了。西洋思想史、フランス文学、現代フランス研究を専門分野とする。