干されてもメゲずに訴える 石田純一“覚悟”のスピーチ再録

干されてもメゲずに訴える 石田純一“覚悟”のスピーチ再録
日刊ゲンダイ2015年12月8日

http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/171267


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仕事を干されてもメゲちゃいない!(C)日刊ゲンダイ

 今年、安倍政権を確実に追い詰めたSEALDsが6日、今年最後の抗議行動を日比谷野音で展開した。その際、注目を集めたのがトレンド俳優、石田純一のスピーチだ。石田は過去にもSEALDsのデモに登場、そのため仕事を干されたというが、全然めげちゃいなかった! やんやの拍手を浴びた石田スピーチの再録――。

■まずいものを隠すというのが最近の傾向だ

 ご存じのように、我々一人一人は力がそんなにありません。私もそうです。けれども、このたびシールズをはじめとした若い人たちが、「戦後の歩みをなぜ今、かえる必要があるのか」と声を上げられた。

 昔のデモを見て当時の田中角栄首相は「いいじゃないか。若者はこれぐらい元気があっていい。女のお尻を追っかけるよりも頼もしい」というふうにおっしゃった。僕は2つのことを危惧しております。戦後70年、この国は日本人や中国の方、近隣のアジアの国の犠牲の上に成り立っている。この平和と自由な国。世界で最も平和で安全な国をなぜ変える必要があるのか。それが僕の危惧です。

 この戦後というものをもう何十年も何百年も続けていきたい。

 もう一つ、この間、私はデモに参加させていただいて、いろいろなところでお叱りを受けます。私は右でも左でも中道でもいいと思うのですが、こうしたことは言論の自由があって初めて成り立っている。

 ちょっとお酒を飲んでも、そこを歩いていても、「石田君、君の言っていたことは間違っているよ。中国が攻めてきたら丸腰でどうやって戦うのだ」ということをよく言われます。こういうのを「反知性主義」というのではないか。中国が攻めてきても、今まで周辺事態法というものがありまして、亡くなられた(元首相の)小渕さんもおっしゃっておりました。「日本の周辺だよ。ここは守れるのだよ」と。これを個別的自衛権と言います。法律も憲法も、微妙なところはありましたけれども、安定性と継続性が一番大切というコンセンサスを持って、自民党も野党もなく、ずっとやってきたわけです。

 それを、ある駐仏大使(小松一郎内閣法制局長官=当時)が来て、一気に憲法の解釈を変えてしまった。反知性主義というのは、首相も言っておられますが、「国民に理解を得られていない」「理解が進んでいない」わけです。(理解が)進んだら反対ということになってしまうのでしょう。「丸腰で戦う」なんて、勉強してもどこにもない。

 最後に言わせてください。

 我々が安保法制に反対したのは、10個近くの法律をまとめて、審議もなるべくしないようにして、証拠も残さずにやってしまったからです。昔もありました。不良債権を金融機関に買ってもらう時に一番ひどいものを、こそっと忍ばせて、買ってもらう。「国民の政党」を標榜している自民党がそういうことをやってしまう。明らかに反対の方が多いのです。

 大事なことですから、ちゃんと審議しましょうよ。周辺事態法とか何ですか。分かりにくくて。まずいものを隠すというのが最近の傾向だと思います。これをやはりもう一度表に出して、ちゃんと話し合おうではないか。どこの国にも戦争に行かない日本でありたいと強く願っています。

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