【BOOKレビュー】  「踊り子と将棋指し」坂上琴著(講談社 1300円+税)

BOOKレビュー
「踊り子と将棋指し」坂上琴著(講談社 1300円+税)
日刊ゲンダイ2016年3月1日

http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/book/176302


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「踊り子と将棋指し」 坂上琴著(講談社 1,404円税込)


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【内容情報】(出版社より)
ある朝、横須賀のペリー公園で寝ていたところを小犬に起こされた男は、呑み過ぎたせいか、自分の名前すら思い出せない。すぐに犬の飼い主の聖良という女性が現れ、男は「三ちゃん」と呼ばれる。前の晩にいっしょに呑んでいたようだ。三ちゃんがどうやらアルコール依存症らしいとわかり、聖良は同情してマンションの自分の部屋に住まわせてくれるという。依存症の男はインポで安全だからと。聖良の本名は依子といって、現役のストリッパー。「そろそろ干支が回る」とか。二人と一匹のおかしな共同生活がはじまり、三ちゃんは横須賀で主夫を務める。しばらくして、依子に大阪・天満劇場での仕事が入る。三ちゃんも同行することになり、ヒモではまずいので、マネージャー・小田三郎と名乗ることにする。ストリップの踊り子と、「依存症でインポの役立たず」の三ちゃんが、小犬を連れて大阪の旅巡業へ。天満で無難にマネージャー役をこなしていた三ちゃんだったが、劇場の楽屋で暇つぶしに指した将棋が元で、100万単位の金が動く真剣勝負に巻き込まれてしまう。勝負の思わぬ結果に、三ちゃんの正体が見え隠れする。この男はいったい何者なのだ!


踊り子と将棋指し
講談社
坂上 琴

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坂上琴 講談社発行年月:2016年01月07日 予約締切日:2016年01月06日 ページ数:218


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基本情報
発売日: 2016年01月07日頃
著者/編集: 坂上琴
出版社: 講談社
サイズ: 単行本
ページ数: 218p
ISBNコード: 9784062198790

【内容情報】
ある朝、横須賀の公園で目覚めた男は、呑み過ぎたせいか自分の名前すら思い出せない。聖良という女性が現れ、男は「三ちゃん」と呼ばれる。三ちゃんがどうやらアルコール依存症らしいとわかり、聖良の部屋に住まわせてもらうことに。聖良の本名は依子で、現役のストリッパー。しばらくして依子に大阪での仕事が入り、三ちゃんも同行。無難にマネージャー役をこなしていたが、大金が動く将棋の真剣勝負に巻き込まれてしまい…。第10回小説現代長編新人賞受賞作。

【著者情報】
坂上琴(サカガミコト)
1961年、広島県生まれ。京都大学文学部に入学。大学では相撲部に入部し、主将を務める。同大学史学科を卒業後、毎日新聞社に入社。姫路・高松支局を経て大阪本社社会部へ配属に。2012年にアルコール依存症と診断され、断酒治療を受ける。’14年、毎日新聞社を退社し、執筆活動に入る。’15年、『踊り子と将棋指し』で第10回小説現代長編新人賞を受賞しデビューに至る。

 朝、公園で目覚めた「私」の手は、リードで子犬とつながっていた。やがて、前夜に酔ってバーで知り合った聖良の家に転がり込んだと、彼女からの電話で分かる。犬は彼女のペットだった。我慢できずコンビニで買ったビールをあおるが、気分が悪くなってしまう。胃薬だと思って飲んだポケットの薬は抗酒剤だったようだ。

 聖良によると私は彼女の死んだ恋人と同じアルコール依存症のようだ。帰りたくてもどこに帰っていいかわからない。聖良は依存症でインポの私を部屋においてくれる。ストリッパーの聖良に、マネジャーとして同行した私は、大阪で将棋の腕を見込まれ、真剣師と勝負することに。

 著者のアルコール依存症体験をもとに描かれた第10回小説現代長編新人賞受賞作。




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