液状化の千葉浦安 地価暴落必至・・・日刊ゲンダイ

液状化の千葉浦安 地価暴落必至http://gendai.net/articles/view/syakai/129518

日刊ゲンダイ2011年3月19日 掲載

トイレが使えない! セレブ妻悲鳴

●億ションから続々退避

 首都圏にもベラボーな被害をもたらした今回の大地震。中でも、深刻なダメージを受けたのが千葉・浦安だ。ディズニーランドの駐車場が液状化し、車が地面にめり込んだテレビ映像を見て仰天した人も多いだろう。

 あれから1週間。浦安市民は、今も悪夢のような“後遺症”に悩まされている。浦安在住の会社員(41)が嘆く。
「海に近いJR新浦安駅周辺は、千葉で『住んでみたい街』1位の人気エリアです。高層タワーの億ションも立ち、おしゃれな街並みから、浦安マダムは“マリナーゼ”と呼ばれて憧れの的になっていた。しかし、あの震災で一変しました。いまだに下水が使えないため、マリナーゼたちは大便をビニール袋に詰めて、こっそりゴミ置き場に捨てています。上水道も断水が続き、風呂にも入れない。私もすぐに復旧すると思って我慢していたら、5日間も風呂に入り損ねました。しびれを切らして、隣の江戸川区葛西のスーパー銭湯に行くと、浦安市民でごった返していましたよ」

 液状化で水浸しになった新浦安駅前は今、泥土が乾燥した砂が舞い散り、マスクをしないと歩けない状態だ。道路は波打ち、まともに車が走れないし、地割れで立ち入り禁止になった場所も目立つ。3万7000世帯が下水道とガスを使えないままだが、市は「復旧のメドは全く立たない」(災害本部)と途方に暮れるばかり。

 この惨状に、「ダマされた!」と怒り心頭の市民がゾロゾロだ。

「マンションを買うとき、不動産会社の担当者は『地面はしっかり固まっていますから』と言っていたんです。最近まで、100平方メートルで7000万円とか、中古物件でも値下げはしないとか、売り手は強気でしたが、これじゃ誰も買ってくれないでしょう。不動産価値は大暴落ですよ」(別の会社員)

 市は、被災地なので計画停電の対象から外すよう東電に申し入れていたが、電力供給不足を理由に17日に停電を強行されてしまった。いま、マリナーゼたちは一斉に浦安を離れ始めているという。
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